KDDI、3日間300万パケット以上の利用者を対象にダウンロードを制限※Wi-Fi通信含まず※

aulogoKDDIは2011年10月1日より、auスマートフォンで連続的かつ大量のインターネット通信を行ったユーザーに対する通信速度制御を実施することを発表した。対象となるのは、前日を含む直近3日間の利用パケット数が300万パケット以上のユーザーとなる。制御されるのは、ネットワークからauスマートフォンへの下り通信(ダウンロード)となる。

なお、直近3日間 (当日は含まない) での利用パケット数が、300万パケット未満であれば制御は解除される。8月16日より、auお客さまサポート「今月の通話料・通信料照会」から、直近3日間のスマートフォンパケット通信量の目安を確認できるので、各自通信量を確認しておこう。

ちなみに、300万パケットは366MBに相当し、10分間のYouTube動画1本をストリーミング再生するときに必要なパケット量は、使用アプリや動画の画質にもよるが、標準のYouTubeアプリで10万パケット近くは必要になると予想される。つまり、スマホで動画をたくさん見る人は、Wi-Fi回線を利用しなければ、制御の対象となる可能性が極めて高いといえる。

ネットワーク資源の公平性確保のためにも、外出先で動画視聴するさいは、2012年3月末に全国約10万スポットとなる予定の「au Wi-Fi SPOT」を利用したり、オフィスや自宅で頻繁に動画を視聴するさいは、高速なWi-Fi接続環境を構築するようにしたい。

インターネット接続サービスにおけるデータ通信速度制御のauスマートフォンへの適用開始について | 2011年 | KDDI株式会社
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2011年08月15日18時40分 公開 | カテゴリー: 端末・周辺機器・サービス | キーワード: | Short URL
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