この特集では、Androidで採用された標準UI「Holo」が採用されたアプリで、国産の、いわゆる「ガラスマ」をNexus携帯のように美しくしていく。このページでは、TwitterクライアントとFacebookクライアントを紹介しよう。どちらも世界中にユーザーが多いSNSなので、Holoデザインなアプリも複数リリースされている。ただ、SNSのクライアントは、人によって好みの違いが大きい。いくつか試してみて、一番自分がしっくりくるアプリを使うのがよいだろう。

HoloなTwitterクライアントなら「Boid」か「Plume」

まずはTwitterクライアントなのだが、「Holoなクライアント」と考えると、今オススメなのは「Boid」か「Plume」だ。「Boid」は、どちらかといえばシンプル/クリーンなクライアントで、「Plume」は、スマートフォンのスペックによっては若干重いが高機能なクライアント。安定性的には「Boid」で、機能面では「Plume」、という感じだ。


・Boid for Twitter (Beta) – Google Play の Android アプリ
・Twitterのプルーム – Google Play の Android アプリ
・Plume Premium for Twitter – Google Play の Android アプリ

「Boid」は、複数タイムライン間をスワイプで移動する、「Holo Dark」「Holo Light」両対応クライアント。ただ、下方向に画面をスワイプして更新する機能はない。

タイムラインは自分で増やしたり減らしたり、並べ替えたりできる。リストを使っている人、特定キーワード検索結果を常時チェックしている人などにとっては必須の機能だ。

細かい点だが、プロフィールを開いた際に、Twitter上で設定した背景が表示されるのもうれしい。



「Plume」は、「Holo Dark」「Holo Light」両対応した、左右スワイプによるタイムライン間移動、下方向にスワイプして更新する機能などを搭載したTwitterクライアントだ。

タイムライン（Plume上では「カラム」と呼ばれる）は自由に追加し、並べ替えることができる。

複数クライアント間で既読情報を同期する「TweetMarker」への対応など、さまざまな機能を積極的に取り入れているクライアントといえる。

参考

HoloなTwitterクライアントは他にもあるので、今回紹介したアプリがイマイチ合わなかった、という人は色々試してみよう。「Echofon」「Twidere」「Tweetings」あたりがオススメだ。

Facebookクライアントは「Flipster」か「Fast For Facebook」

・Flipster for Facebook – Google Play の Android アプリ
・Fast for Facebook (Beta) – Google Play の Android アプリ

「Flipster」は、「Light」「Dark」両対応アプリだ。下方向にスワイプして更新する機能も搭載されている。



ただ、ちょっと操作に癖がある。メイン画面は「メニュー」と通常のタイムライン、通知などが表示される「INFO」の3カラムで、これらの間をスワイプで移動するのだが……

グループなどは、メイン画面とは別の画面として開かれるのだ。グループなどを積極的に利用している人にとっては、少し使いにくいかも。

「Fast For Facebook」は、その名に反してそれほど軽くはないが、純正クライアントよりは軽快なFacebookクライアント。ツールバーのボタンから各機能を呼び出す。例えば、下部ツールバーの★ボタンがグループで、地球ボタンが通知だ。最初は戸惑うかもしれないが、使い慣れれば各種情報に一発アクセスできるようになるので便利だ。

「Holo準拠」ではないアプリだが、配色を変えることで、「何となくHolo Lightぽい」「何となくHolo Darkぽい」感じにはできる。

参考

今回紹介しようか最後まで悩んだ、第三のクライアントが、上記記事でも紹介されている「Friendcaster」だ。「Flipster」も「Fast For Facebook」もイマイチ、という人は試してみては。

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