Bluetooth接続でスマホの音楽再生や通話ができるカーステ用ユニットが発売

自動車を運転しながらスマホで音楽を聴きたいときは、カーステレオにスマホを接続するのがベスト。イヤホンをつけたままでの運転は、外部からの音が聞こえにくくなるので危険なのだ。スマホをカーステレオにつなぐ場合は、FMトランスミッターを使う場合が多いが、設定が面倒だし、音質の面でも不安がある。パイオニアから発売されたカーステレオ用チューナーメインユニット「carrozzeria MVH-580」なら、Bluetoothでスマホをつなげるので便利だぞ。

「MVH-580」は、Bluetoothを使ってスマホなどを接続できるカーステレオ用チューナーメインユニット。Bluetoothは3.0に対応しており、ワイヤレスで接続して、スマホの音楽を楽しんだり、ハンズフリー通話を行うことができる。

Bluetoothで接続したAndroidスマホやiPhoneの操作は、メインユニットから行える。曲送りやワンセグ音声の音量調整・選局などの操作が実行可能だ。ディスプレイに楽曲のタイトル/アーティスト名を表示することもできる。

ハンズフリー通話については、着信時に相手の電話番号を表示して確認できる。音声認識機能を搭載したiPod/iPhoneについては、音声で楽曲やアドレス帳を呼び出せる。またよく使う電話番号はメインユニットの数字キー（1～6）にプリセット登録しておけば、数字ボタンを押すだけで電話をかけられるので便利だ。

本体前面にはUSB入力端子を装備しており、iPhoneやiPodやUSBメモリを接続して、中の音楽を再生できる。USB端子からAndroidスマホなどへの充電にも対応する。別売のミニジャックケーブルで各種オーディオ機器などを接続すれば、カーステレオを使った音声再生もできる。実売価格は1万1000円前後となっている。