USB接続の安全な取り外しをすばやくできちゃう「Portier」

パソコンとAndroid端末をUSBで接続してファイルを転送するUSBストレージは、パソコンからはUSBメモリなどと同じ通常のドライブとして認識されるため、パソコン上のさまざまなソフトから直接ファイルを操作できるというメリットがある。また、「FTPShare」などを利用したWi-Fi経由でのファイル転送より高速なことも多い。

だが、USBケーブルを抜き差ししたり「ハードウェアの安全な取り外し」をしなければならないなど、面倒な手順が多い。

少しでも手軽にUSBストレージを利用したければ、「Portier」を使おう。設定ツールでショートカットを作成しておくと、ダブルクリックなどで実行するだけで、「ハードウェアの安全な取り外し」を行なった状態になる。クイックランチなどに登録して素早く実行できるようにしておこう。

Portier_001まず、Android端末をパソコンにUSB接続し、USBストレージをONにしよう。

Portier_002Portierに同梱の「porconfig.exe」を起動し、「USB機器の安全な取り外し」をクリック。

Portier_003次の画面でも、「USB機器の安全な取り外し」をクリック。

Portier_004次の画面では、そのまま「次へ」をクリック。

Portier_005デバイスの選択画面で、「USB 大容量記憶装置デバイス」となっている項目を選択して「次へ」を押す。外付けハードディスクなどを接続していて、どれがAndroid端末か分からない場合は、次の手順で判別しよう。

Portier_006スタートメニューの「プログラム」→「管理ツール」→「コンピュータの管理」などからデバイスマネージャを表示し、「USB(Universal Serial Bus)コントローラ」の下の「USB 大容量記憶装置デバイス」のプロパティを開く。

Portier_007各デバイスの「詳細」タブで「バス関係」を選択し、表示されるテキストを確認する。Android端末ならば、キャリアや型番などそれっぽい文字列が含まれているはずだ。

Portier_008次に、「全般」のタブの「場所」の「()」内の内容を確認し、Portierのデバイス一覧に戻り、「USB 大容量記憶装置デバイス」の後ろの「[]」内の文字列が一致する項目を選択しよう。

Portier_009デバイスを選択したら、動作オプションを指定し、「次へ」を押し、ダイアログでショートカットファイルの保存先を指定しよう。

Portier_010USB接続での作業が終了したら、USBドライブ上のファイルやフォルダを開いているソフトを終了し、作成されたショートカットファイルを実行しよう。

Portier_011ドライブのマウントが解除され、安全に取り外せる状態になる。

Portier_012あとは、Android端末側でUSBストレージをOFFにすればいい。

Portier

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2011年07月13日17時28分 公開 | カテゴリー: ファイル管理 | キーワード:, | Short URL
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