Android4.0では設定画面の構成も使いやすく一新! 迷わないように変更点をチェックしておこう

Android4.0では、設定画面の構成も大幅に再編されている。よく使う項目にアクセスしやすくなり使い勝手は高まったが、Android2.x以前を前提に書かれた解説記事を参考に設定を行おうとした人は、説明通りの場所に設定項目が見つからなくて戸惑うことがあるだろう。2.xでAndroidに慣れているはずの編集部員も最初は迷いまくった。
ここで主な違いを紹介するので、困ったときに参照して欲しい。

icssetting_001Galaxy Nexusなどに搭載されているAndroid4.0標準のホームアプリには、従来のようなメニューが用意されておらず、設定画面の呼び出し方法自体が分かりづらい。ドロワーの「設定」などからも表示できるが、通知欄の日付の右に用意されているアイコンから呼び出すのが手軽で便利だ。

icssetting_002これがAndroid4.0の設定画面。Wi-FiやBluetoothのON/OFFボタンが埋め込まれたほか、従来は「アプリケーション」→「アプリケーションの管理」や「端末情報」→「電池使用量」などの深い階層にあった項目が、「電池」や「アプリ」としてトップ画面直下に配置された。

icssetting_003設定のトップ画面の下半分。従来の「位置情報とセキュリティ」は2つに分離され、「言語とキーボード」と「音声入出力」は「言語と入力」として統合された。「テキスト読み上げ」の設定もここにあるぞ。また、「データの初期化」の項目しかなかった「プライバシー」画面は廃止され、代わりに「バックアップとリセット」画面が用意された。

icssetting_004従来は「アプリケーション」にあった「提供元不明のアプリ」は、「セキュリティ」画面の下の方に移動となった。アプリマネージャでバックアップしたり非公式マーケットや作者のサイトで入手したAPKファイルをインストールする場合は、この項目にチェックを入れておく必要がある。

icssetting_005文字入力エンジンの設定などがある「言語と入力」では、従来は2行に分かれていた有効・無効の切り替えと設定画面の呼び出しが、1行にまとめられている。新たなアプリをインストールしたら、アプリ名をタップして確認ダイアログでOKを押して有効化し、右のアイコンをタップして設定画面に進もう。

icssetting_006従来は「アプリケーション」内のサブ画面だった「開発」も、トップ画面直下に移動された。Android SDKを利用してパソコンから端末を操作する場合は、ここにある「USBデバッグ」を有効にしておく必要があるぞ。


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2012年03月02日13時43分 公開 | カテゴリー: 便利化・快適化 | キーワード: | Short URL
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