AndroidはiPhoneと違って自由度があり、カスタマイズが容易だ。そのためホームランチャーと呼ばれるソフトでOS内部の全く見た目を変えてしまうことも出来る。そんなAndroidだからこそできた、iPhoneのホーム画面をパクった完成度の高いホームランチャー「Espier Launcher」が登場した。開発したのは中国人。マーケットの紹介文ではiPhone4/iPhone4Sのようなホーム画面、アイコンに変わることをメインの機能であると紹介していて、実際に使ってみると本当に完成度が高い。基本的な動作はサクサク動き、全くストレスがない。さらにiPhoneっぽい操作としては、アプリを長押しすればアイコンがブルブル震え、配置を変更することが可能だし、×ボタンを選択すればアプリのアンインストールすることが出来る。フォルダの作成もできて、まさにiOSのルックアンドフィールを模倣していると言って良い。

現在、サムスンはAppleに対してiPhone4Sを日本やオーストラリアで発売禁止を裁判所に訴えている。逆にAppleはサムスンに対してGalaxy Tabなどを特許侵害などで訴えており、特許戦争が激化している。そんななか、OSもiPhoneライクな見た目に変えられるような状況になり、ユーザーレベルでもこれらの戦いに油を注ぎそうだ。

使い方は、「Espierランチャー」からインストールして起動するだけ。本体検索も可能になっている。検索対象はアプリ、連絡帳、SMS、メール等。まさにiOSに搭載されている本体検索機能だ。

デスクトップの設定をバックアップする事もできる。もちろんバックアップは復元可能だ。

さて、スマホを使ったことがない人にはどっちが本物に見えるだろうか。（実際にiPhoneを使ったことがある人でも間違える人は多いと思うが）