IT・エレクトロニクスの総合展「CEATEC JAPAN 2011」のKDDIブースで展示されていた開発中の機能「新聴覚スマートフォン」。この技術は、端末に埋めこまれた振動するセンサーに特徴があり、このセンサーが触れている耳を振動させ、その振動を音に変換するというもの。会場内の展示では実際に耳に当ててみて通話テストを行うことができた。

テストでは、まず普通の状態で耳に当ててみて音声が聞こえることを確認。次に、イヤホンを装着した状態でイヤホンの上から耳に当てて音声が聞こえることを確認した。

イヤホン装着時は音楽が流れていたが、音声のほうも音楽に消される事無く、くっきりと頭に入ってくるのを感じた。これによって、ちょっとうるさい場所であっても、音楽を楽しんでいる最中であっても、耳栓をしていたとしても通話することが可能になる。未来の可能性を感じることが出来る機能だった。