ダミーの通知バーを表示してスクリーンショットの見栄えを良くする「Clean Status Bar」

Android4.0以降では、電源キーとボリュームダウンキーを同時に長押ししすることで、画面に表示された内容を画像ファイルとして保存した「スクリーンショット」を作成できる。カスタマイズした画面を披露したいときや、アプリの使い方を説明したいときなどに役立つ機能だ。
スクリーンショットを撮影するときに気になるのが、画面上部のステータスバーの内容まで写ってしまうことだ。身元の特定に繋がるような個人情報が表示されることは少ないが、貯め込んだ未読通知や残り僅かのバッテリ表示、夜更かししすぎの時刻表示などを見られると少々恥ずかしい。
しかし、見栄えをちょっと良くするためだけにいちいち画像編集アプリで加工するのも面倒だ。
手軽にステータスバーから余計な情報を取り除きたければ、「Clean Status Bar」を使ってみよう。時計やバッテリ、電波状態アイコンだけの無難なステータスバーを通常のステータスバーの上に表示することで、余計なアイコンを隠せるぞ。
同様の目的のアプリとしては、「ScreenshotCleaner」があるが、こちらは撮影後のスクリーンショットを加工する方式。撮影する画面表示自体を加工するClean Status Barの方が手間は少ないだろう。
Clean Status Barでは、時計の時刻を自由に変更できるのに対し、ScreenshotCleanerは任意の画像を利用できるなど、表示できるステータスバーの内容には一長一短があるので、見た目にこだわる人は両方使い比べるといいだろう。

Clean Status Bar – Google Play の Android アプリ




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Clean Status Barを起動すると、このような設定画面が表示される。


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右上の「OFF」をタッチして「ON」にすると、このようにステータスバーの上にダミー画像が表示されるぞ。


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「API Level」は、どのバージョンのAndroidのステータスバーを模倣するかを選択できる。端末のAndroidのバージョンとは関係なく自由に選択できるので、旧機種や最新機種を使っているように見せかけることも可能だ。


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「Time」で時刻表示を変更できる。初期状態ではAM/PM表示なので、好みに応じて「Use 24-hour format」を有効にしておこう。


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このように、他のアプリを使用中もダミーステータスバーが表示されるぞ。


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ダミーステータスバーを下にドラッグすれば、通常通り通知画面を展開できる。「Clean status bar is runnning」をタッチすれば、設定画面を表示できるぞ。
通知画面が開かれているかどうかをアプリ側で知る手段がないため、ダミーステータスバーが表示されたままになってしまっているが、画面撮影の途中でちょっとした作業をする程度なら支障は無いだろう。

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2014年10月11日07時51分 公開 | カテゴリー: カスタマイズ | キーワード:, | Short URL
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