【Android4.4の新機能】完全な全画面表示が可能な「Immersive」モード

Android4.4の新機能の中でも特に嬉しいのが、ホームキーなどが表示されるナビゲーションバーも非表示にした完全な全画面表示でアプリを使用できる「Immersive」モードの追加だ。

Android 4.0~4.3でも、ナビゲーションバーを一時的に非表示にすることは出来たが、画面をタッチすると解除されてしまうので、動画プレイヤーなどの極一部のアプリでしか役に立たなかった。Android 4.4のImmersiveモードは、解除操作が画面上下端からのスワイプに変更されており、完全な全画面表示のままでタッチ操作が可能となっている。
ナビゲーションバーが非表示になれば、表示領域が広くなるだけでなく、ホームキーなどの誤操作によるゲームの中断も発生しにくく、快適なゲームプレイが可能となるぞ。

Immersiveモードに対応済みのゲームはまだ多くないが、「QuickPic」や「PerfectViewer」などの定番画像ビューアが対応済みなので、Android4.4端末を手に入れたらぜひ試してみよう。



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Immersiveモードに対応済みのゲームとしては、「レディアント」などが挙げられる。画面横のバーが非表示になったことで、誤ってホームキーを押してしまったりすることが無く、快適にプレイが可能だ。

レディアント – Google Play の Android アプリ



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ナビゲーションバーを表示させるには、画面の上や右など通常ステータスバーやナビゲーションバーが表示される側の端から内側に向かってスワイプ操作を行えばいい。レディアントの場合は、ナビゲーションバーが表示されてもゲームは続行されるので、誤操作に煩わされることは無いだろう。しかし、一時停止を行う方法がバックキーのみなので、激しい戦闘の途中で休みたくなったときに素早い操作ができないと言う難点がある。画面上に一時停止・メニューボタンを表示するなど、アプリ側での改良に期待したい。


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定番画像ビューア「QuickPic」もImmersiveモードに対応している。画像の個別表示画面に進むとImmersiveモードに切り替わり、完全な全画面表示のままで画像の切り替えやズームなどの操作を行える。
QuickPic – Google Play の Android アプリ


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QuickPicの場合は、スワイプ時だけでなく画面をタップしたときなどにもバー類が表示されるようになっているぞ。


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なお、Immersiveモードに非対応のアプリでも、ステータスバーが非表示になるフルスクリーンの状態で、画面上部から下にスワイプすることでステータスバーを強制表示させられるようになっている。従来だと、一旦タスク切り替え画面などに移る必要があったが、少し楽になったぞ。

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2014年06月21日13時23分 公開 | カテゴリー: 便利化・快適化 | キーワード:, | Short URL
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