バンダイの子会社から女児向けスマホが発売!しかしスペックは3年前レベル

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バンダイナムコグループ系列の玩具メーカー・株式会社メガハウスが、女子小中学生向けのAndroidスマホ「Fairisia」を本体価格22990円で7月下旬に発売すると発表した。併せて月額2390円(税抜き)の通信サービスも提供される。
「ジュエルポッド」や「アイカツフォン」など、タッチ液晶を搭載したスマホ風の女児向け玩具は多数登場しているが、データ通信などにも対応した本格的なスマホは史上初と言えるだろう。

公式サイトの情報によると、約62×127×9.7mmで約120グラムというコンパクトなサイズだが、搭載OSは2世代前のAndroid4.2、画面解像度は480×800ピクセル(WVGA)、CPUは1.0GHzのデュアルコア、メモリ(RAM)は512MB、ストレージ(ROM)は4GB、メインカメラは200万画素、サブカメラは30万画素、バッテリ容量は1350mAhなど、スペックはかなり低めだ。
Google Playストアからのアプリインストールにも対応するが、OSや実行中のアプリがデータを保持するためのRAMが512MBしかないため、3Dゲームなど多くのRAMを必要とするアプリは動作しないことが多そうだ。

通信サービスの方は、ドコモの回線を利用した仮想移動体通信事業(MVNO)で、毎月1GBまでの高速データ通信に加えて、固定電話や携帯電話との通話も可能なIP電話サービスが付く。1GBを使い切った場合の扱いについての記載は無い。

一般的な端末やサービスの価格相場からすると2倍以上も割高だが、セキュリティや利用制限などの機能も付属しているので、安心して子供に持たせられるスマホを手軽に手に入れたい保護者ならば検討する価値はあるかも知れない。

Fairisia

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2014年05月29日03時17分 公開 | カテゴリー: 端末・周辺機器・サービス | キーワード:, | Short URL
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