5月8日にau、5月14日にドコモが発表会を開催し、2014年夏に発売の新機種などが発表されたが、ソフトバンクでは今夏は従来のような発表会は行わないとしている。
そんなソフトバンクから2014年夏モデルの第一弾として発売されるのが、シャープ製の「AQUOS Xx 304SH」だ。
5.2インチでフルHD(1080×1920ピクセル)のIGZO液晶を搭載し、額縁部分の幅を抑える「EDGEST」技術により約72×135×9mm、約137グラムと手頃なサイズに収めたモデル。
最新OSのAndroid4.4を搭載し、CPUは2.3GHzクアッドコア、メモリ(RAM)は2GB、ストレージ(ROM)は32GB、microSDXCカードは128GBまで対応など、今夏の最新機種としては標準的なスペック。
カメラはメインが約1310万画素と最新機種にしては控え目な画素数だが、4K画質での動画撮影などには対応済み。サブカメラの性能は210万画素と高めだ。
バッテリ容量が2600mAhと、ドコモやauから発売のAQUOSと比べて少なめになっているのが気になるところだ。

機能面では、ワンセグ・フルセグ共に録画にも対応し、Bluetooth4.0やNFC、おサイフケータイ、赤外線通信などに一通り対応。IPX5,7の防水性能を備えるが、防塵性能についての記載はされていない。
メーカー独自の機能としては、画面を右下や左下に寄せて縮小表示することで片手でも操作しやすくする「ワンハンドアシスト」などを搭載。
なお、メタルフレームを採用した影響で、ドコモやauのAQUOSに搭載されている「グリップマジック」機能は非搭載となっている。

モバイルデータ通信は下り最大112.5Mbpsの「4G LTE」と下り最大110Mbpsの「4G(AXGP)」を自動切り替えで利用できる「Hybrid 4G LTE」に対応し、プラチナバンドにも対応。
Wi-FiはIEEE 802.11a/b/g/n/acに対応し、テザリングでパソコンや携帯ゲーム機をインターネット接続することも可能だ。

メタルフレームとダイヤカット形状による高級感のあるボディは、ブラック、ホワイトに加えてレッドとゴールドの4カラーをラインナップしている。

本体価格税込み69120円で、5月23日発売予定。他社からMNPで乗り換えの場合は、通信料金から2880円×24ヶ月の「月月割」が引かれて、実質負担額0円とのことだ。