【白ロム特集】要らなくなった端末を売却するときのチェックポイント

新しい端末を買ったりして不要になったスマホは、中古の白ロム端末として売却してしまうという手がある。
少しでも高く売りたければ、「ヤフオク!」などのネットオークションがオススメだ。ショップを介さず直接次の持ち主と取引する分、売り主の取り分が多くなるはずだ。
しかし、店員による手引きがあるショップと違って、オークションサイトでは全ての段取りを自分で行わなければならないのが大変だ。情報に不備があったりすると、なかなか買い手が付かずに、本来の価値より安く買いたたかれてしまう可能性もある。
ここでは、そんな中古スマホの出品時に気を付けるべきポイントなどを解説していくぞ。



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なお、出品や取引自体の詳しい手順はサイトごとに異なるので、各サイトの案内ページなどを確認して欲しい。「ヤフオク!」では、以下のページで詳しく説明されているぞ。
売り方 | ヤフオク! – 使い方ガイド


落札相場をチェック


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スマホの売却を検討している人は、まずは取引価格の相場をチェックしよう。
古すぎる機種の中古端末となると、数千円にしかならず、出品や発送の手間を考慮すると、売却するより予備の端末などとして手元に残しておいた方がいい場合もある。
「ヤフオク!」では、終了済みオークションを検索して落札価格などを確認可能だ。新品の端末も多数出品されているので、「-新品」などの除外キーワードを加えて中古品のみの相場を調べるといいだろう。

携帯電話本体 – 開催終了(落札された商品)を検索 – ヤフオク!


分割払いの残債は清算しておこう


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分割払いの支払いが残っている端末は、取引後に残債の支払いが滞って「ネットワーク利用制限」の対象になってしまう恐れがあるため、落札価格が下がってしまう。
なるべく高く売りたければ、残債の一括払い手続きを行っておこう。
清算手続きをすると、次回の料金と合わせて残債が請求される。ドコモでは店頭で支払うことも可能だが、ポイントは付かないことに注意しよう。「月々サポート」などの割引は、清算後も継続するのが一般的だ。
また、支払い完了からキャリアのサイトで確認できる「ネットワーク利用制限」の状態が△(残債有り)から○(残債無し)に変わるまでにもタイムラグがあることにも注意が必要だ。

バリューコース : 分割払い購入について | 料金・割引 | NTTドコモ

携帯電話の分割支払残額を一括清算したい。 | auお客さまサポート

携帯電話機の機種代金(分割支払金)の残金を一括で支払うことはできますか? | ソフトバンクモバイル


端末上のデータは消去しよう


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スマホ上には、様々なデータが保存されている。売却する前に、全てのデータを消去して初期状態にリセットしておこう。


商品説明は詳しく正確に


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出品の説明文は、なるべく詳しく書かれていた方が安心して入札できる。
画面などの傷の有無の他、物理ボタンの反応やキャップの閉まり具合なども、劣化がないか確認してしっかり記載しよう。
劣化があるのに「美品」などと書いてしまうと、落札者から低評価を付けられてしまう可能性があるので、正直に記載するように注意が必要だ。
どのような文面にすればいいかは、他の出品の詳細ページなどを参考にするといいだろう。


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スマホの出品説明に必ず掲載すべきなのが、「IMEI」と呼ばれる端末固有の識別番号だ。キャリアの確認ページでこの番号を入力すれば、端末が「ネットワーク利用制限」の対象になっているかを確認できる。
端末の電池パックの下などに貼り付けられているはずだが、見つからない場合はAndroidの設定画面の「端末情報」→「端末の状態」で確認可能だ。


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「水没反応」の有無も重要だ。動作に問題が無くても、端末の内部に水が侵入した痕跡があると、保証の対象外になったりして、価値が下がってしまう。
水没反応シールはバッテリパックの周辺などに埋め込まれており、通常は白地にピンクの水玉模様だが、少しでも水に濡れると水玉が滲んでしまうぞ。

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2014年02月24日05時32分 公開 | カテゴリー: 節約・お得情報 | キーワード: | Short URL
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