【screenrecord】非rootでもゲーム動画の録画ができる「screenrecord」を使いこなす

「Android SDK」の導入など、準備が終わったら、「screenrecord」機能を使ってみよう。

「screenrecord」は、いわゆる「root化」を行っていないスマホでも使える、スマホ上の画面を動画として録画するための機能。アプリの使い方説明動画、ゲームのプレイ動画などを、初心者でも簡単に作成することができる。
ただ、「screenrecord」機能には、二つの「癖」がある。
まず、スマホをPCとUSB接続した状態でないと使えない、ということ。「電車の中でゲームで遊びながら手軽にゲームプレイ動画を作成する」というわけにはいかないのだ。
次に、コマンドプロンプト上での作業が必要、ということ。コマンドプロンプトを使い慣れていないと少し戸惑うかもしれない。ただ、操作自体がそれほど難しいわけではない。試しに一度使ってみれば覚えられるはずだ。

「コマンドプロンプト」と言われて身構えてしまう人も身構えない人も、下記手順通り、まずは試しに一度動画撮影を行ってみよう。


「screenrecord」でゲームプレイ動画を録画



コマンドプロンプトを起動する。Windows8.1の場合は左下スタートボタンを右クリックし「コマンドプロンプト」。「adb shell」と入力しエンター。



「shell@~」と表示される。「cd sdcard」と入力しエンター。

この状態で、スマホ上で録画を開始したい画面を表示させる。例えばゲームの場合、ゲームアプリを起動してタイトル画面を表示させておくと良いだろう。



「screenrecord (ファイル名).mp4」と入力し、エンターを押すと録画が開始される。

この状態では、スマホ上の画面が動画として録画されている。ゲームの場合なら、通常通りにゲームプレイを行えば良い。



Ctrl+Cで録画終了だ。

録画した動画をスマホ上で確認する

MX 動画プレーヤー – Google Play の Android アプリ



動画は、ストレージ内に「(ファイル名).mp4」として保存されている。「MX動画プレイヤー」などの動画プレイヤーアプリで再生できるぞ。

録画した動画をPC上で再生/転送する

Solid Explorer (Trial) – Google Play の Android アプリ

詳細は割愛するが、録画した動画をPC上で再生したり、PC上に転送したりする場合は、まずスマホ上で動画ファイルを別フォルダに移動させておく。「Solid Explorer」などのファイラーアプリで作業を行おう。「Solid Explorer」の場合は、動画ファイルをロングタップし「切り取り」。

「Download」フォルダに移動して「操作」「貼り付け」。

スマホをUSBケーブルでPCに接続すると、「Download」フォルダ内にファイルが見つかるはず。ダブルクリックすれば動画プレイヤーで再生できるし、ドラッグ&ドロップでデスクトップなどPC上にコピーすることも可能だ。

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2014年01月05日15時00分 公開 | カテゴリー: マルチメディア | キーワード:, , | Short URL
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