カメラに写っている物の色をカラーコードで表示できる「ColorPickerCamera」

コンピュータ上に表示する色を表す方式としては、RGB(赤・緑・青)の三原色をそれぞれ256段階に分け計16777216色を使う24ビットカラー(トゥルーカラー)が一般的だ。デザインなどの色を扱う仕事に縁がなくても、アプリの文字や背景の色を変更するときなど、RGBによるカラー指定を行う機会はあるはずだ。

だが、RGBによるカラー指定に慣れていないと、望み通りの色を作り出すのは難しい。
そんなときに役立つのが、画像などに使われている色のRGB値を表示してくれる「カラーピッカー」と呼ばれるツールだ。パソコンの画像ビューアやグラフィックソフトの機能の一つとして搭載されていることも多い。

しかし、パソコン上のカラーピッカーで取得できるのは、パソコン上に存在する画像の色だけだ。現実世界に存在する物の色をRGB値として取得したいときは、「ColorPickerCamera」を使ってみよう。スマホのカメラに映っている映像の色をRGB値で表示してくれるぞ。写真を保存して画像処理ソフトで開き直すのに比べたらずっと楽だぞ。

ColorPickerCamera – Google Play の Android アプリ



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ColorPickerCameraを起動すると、カメラの映像の上に色情報が配置された画面が表示される。中央の緑の四角形を色を調べたい部分に合わせよう。#に続く英数字列は、RGB値を16進数で表したカラーコード、R=、G=、B=は0~255の十進数値を表している。また、下には色相だけ同じで明るさと鮮やかさを最大にした色のカラーコードが表示されるぞ。


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好みの色が見つかったら、表示されたカラーコードをアプリの配色設定画面などに入力して使ってみよう。

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2013年12月16日00時23分 公開 | カテゴリー: マルチメディア | キーワード: | Short URL
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