Androidの定番ホーム画面アプリ「Nova Launcher」には、正式版とは別に、ベータチャンネルに登録することで利用可能になるベータ版が存在する。そのベータ版の最新バージョン「2.3 Beta 1」が、Android4.4（KitKat）標準ホーム画面ライクな外観に対応したぞ。主な特徴は、画面最上部のステータスバーや最下部のボタン領域にも壁紙が表示されること、ページ切り替え部分が●表示になったこと、フォルダアイコンや背景がライトカラーになったことだ。後述するように、まだ一部動作に問題があるが、なかなかにAndroid4.4っぽいぞ。

・「Nova Launcher」のテスト – Google Play



画面最上部のステータスバーや最下部のボタン領域にも壁紙を表示させるには、「Novaの設定」「外観と操作感」で「ステータスバーの透過」にチェックを入れる。ちょっと分かりにくいが、この項目で最上部＆最下部の双方が透過されるようだ。



「デスクトップ」の「Scroll Indicator」でページ切り替え部分を、「フォルダ」の「フォルダ背景」でフォルダアイコン、同「Light Background」でフォルダを開いたときの背景色を設定する。

これらの設定を行えば、かなりAndroid4.4っぽい外観になるぞ。



残念なのは、ドロワーの半透明化が上手く動かないことだ。通常設定だと、ドロワーを開いたときには、ドロワー背景＆ステータスバー背景は真っ黒になる。半透明設定を行うと、ドロワー背景が設定通りの透過度、ステータスバー背景がホーム画面と同じ、になってしまうので、何か見た目が悪いのだ。次期バージョンで改善されることに期待したい。