spモードメールをSDカードにバックアップし「sdメール」で確認

docomoの「spモードメール」は、スマートフォン本体内にメールを保存する仕組みだ。大量のメールが溜まってくると本体の容量を圧迫するし、アプリの動作自体も遅くなってしまう。ある程度古いメールは「spモードメール」アプリの機能を使ってSDカードにバックアップする、という手もあるのだが、この方法を使うと、SDカードにバックアップしたメールをスマートフォンで読むことができなくなってしまう。そこで、アプリ「sdメール」を使おう。SDカードにバックアップしたメールを、アプリ「sdメール」で読むことができるのだ。絵文字表示や、元々メールが格納されていたフォルダ毎の色分け表示にも対応したアプリだぞ。
「spモードメール」アプリに搭載されているバックアップ機能の使い方と、アプリ「sdメール」の使い方を紹介する。


「spモードメール」をSDカード内にバックアップ

まずは、「spモードメール」アプリに表示されているメールを、SDカードにバックアップしよう。「spモードメール」アプリの機能を利用すればOKだ。SDカードへのバックアップを行えば、後述通り、そのメールを「sdメール」アプリで読めるようになるので、「spモードメール」アプリからは削除して構わない。

「spモードメール」アプリで、バックアップしたいメールにチェックを入れて「SDへコピー」。複数メールを一気にバックアップすることも可能だ。



「eml(バックアップ用)」をタップし、次の画面で「コピー」「OK」とタップ。

これでSDカードへのバックアップが行われる。「spモードメール」アプリからは削除して構わない。バックアップしたメールを「メール削除」しておこう。



興味がある人向けに補足しておくと、この時、SDカード内「private/docomo/mail/export/」フォルダに、メール毎の拡張子「.eml」ファイルが生成される。

SDカードにバックアップしたメールを「sdメール」で読む

SDカードにバックアップされた「spモードメール」を読むためのアプリが、「sdメール」だ。絵文字表示やフォルダ毎の色分け表示にも対応した、使い勝手の良いアプリだぞ。


sdメール – Google Play の Android アプリ

「sdメール」を起動させると、SDカード内にバックアップしたメールのリストが表示される。本文通り、元々「spモードメール」上でフォルダ分けを行っていた場合は、フォルダ毎に異なる色分け表示が行われる。



メールをタップすれば本文が表示される。本文通り、絵文字表示にも対応しているぞ。スワイプ操作でのメール切り替えも可能だ。

「sdメール」の設定で、メールを読み取るフォルダを変更することもできる。上記の「spモードメール」アプリでのバックアップ時に別のフォルダを指定した場合は、ここで設定を変更すれば良い。

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2013年01月18日19時23分 公開 | カテゴリー: ソーシャル | キーワード:, | Short URL
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