Ciisaaは、荒らしなどの目障りな書き込みを非表示にする「あぼーん」の機能も充実している。書き込みの見出し行ロングタップからの個別あぼーんのほか、特定の投稿者名やIDの書き込み、本文に特定のキーワードを含む書き込みを自動的にあぼーんできる。また、スレッド一覧でも特定のキーワードを含むスレッドをあぼーん可能だ。
また、本文のNGワードでは、単なるキーワードだけでなく「正規表現」のパターンの指定も可能だ。手の込んだ荒らし書き込みは、NGワードに利用されそうな語句の途中にスペースなどの文字を挟んだりしてNGワードにかかりにくくされていることがあるが、対応する正規表現をNG登録しておけば消し去れるぞ。
正規表現によるNGワードは「NGEx」とも呼ばれ、パソコン用の2chブラウザでは割と一般的な機能だ。悪質な荒らしが横行しているスレなどでは、誰かがNGExの設定例を紹介してくれることがあるので、見かけたら登録してみよう。
なお、NGワードを登録しすぎるとスレッドの表示速度が遅くなってしまうことがある。CiisaaにはNGワードに有効期限を設定する機能も用意されているので、NGワードが一時的な流行などの場合は期限を設定しておくといいだろう。

目障りな書き込みがあったら、投稿者名や日時が表示されているヘッダ部分をロングタップし、「このレスをあぼーん」を実行しよう。レスの右上に「ID」が表示される板では「NG ID登録」で同一IDの投稿をまとめて消去できる。

このように、あぼーんされた書き込みは投稿者名が「あぼーん」になり本文が非表示になる。

スレッドのメニューの「NGワード登録」からレス本文に適用されるNGワードを追加できる。

あぼーんの条件としたいキーワードや有効期限を指定して「OK」を入力しよう。

このように、NGワードを含む書き込みがまとめてあぼーんになるぞ。

設定の「あぼーん」から、登録済み条件の削除などを行なえる。スレッドタイトルに対する条件の登録もここで行おう。「透明非表示」の欄にチェックを入れれば、条件に一致した項目を完全に非表示にできる。

各条件の一覧では、「追加」で条件を追加したり、登録済み条件のロングタップメニューから条件の修正や削除を行える。

スレッドタイトルの条件に「docomo 」「au 」「softbank 」を登録したところ、スマートフォン板の端末別スレッドをまとめて非表示にできたぞ。