カーネルを入れ替えてXperia PLAYのオーバークロックにチャレンジ! 特集その4
- 2011年09月06日17時07分 公開
- カテゴリー: 端末・周辺機器・サービス
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STEP7 カーネルを入れ替える
大幅なオーバークロックをするためにはカーネルと呼ばれるシステム領域を書き換えることが必要になってくる。「DooMKernel」と呼ばれるカスタムカーネルをインストールしていく。
「DooMKernel」ダウンロードし、boot.imgをAndroid SDKのtoolsフォルダに入れておく。
Xperia PLAYの電源を落とし、再度検索キーを押したままUSB接続する。
コマンドプロンプトを起動し、Android SDKの「tools」フォルダに移動し(デフォルトのままAndroid SDKをインストールした場合は、「cd C:\android-sdk-windows\tools」と入力しEnterすればOK)、「fastboot flash boot boot.img」と入力しEnterする。これで、DooMKernelがインストールされる。
・[KERNEL][PLAY] DooMKernel [Rel: v03][Dt: 01/Sept/2011][FW:4.0.A.2.368] – xda-developers
STEP8 クロックアップと電池持ちの実力を検証する
「SetCPU」というAndroidアプリをマーケットからダウンロードし起動する。そして、上部の項目を1900MHzにしてみよう。通常は1GHz程度なので、2倍くらいオーバークロックできることになり、あのGalaxyS2に引けを取らない性能となる。これで、プレステなどの重い3Dゲームをエミュでやる場合などでも、サクサク動いちゃうのだ。ただし、オーバークロックをすると電池の持ちは悪くなる。
DooMKernelを導入すると、3GやWiFi、BlueToothを切っておくと、DeepSleepと呼ばれるモードが自動的に作動する。通常Xperia PLAYはモニタがオフになっている場合でも、CPUが245MHzで動作するせいで、バッテリーの持ちが悪い。しかし、DeepSleepになっているときはさらに低いクロックで動作し、バッテリーを節約できるのだ。バッテリーの持ちは軽く見積もっても2~3割は向上する。「BatteryMix」というアプリをマーケットからダウンロードして検証してみるとこの通り。アプリを使用し、1GHzで動作させたときは、急降下しているが、モニタオフ時はなだらかな下降となっており、バッテリー容量はほとんど低下していない。
STEP9 日本語化する
次に日本語が入力できるようにマーケットから、「ATOK」をマーケットからダウンロードしてインストールしておく。ATOKは有料だが、入手が簡単なでオススメ。
Androidのメニューから「設定」→「言語とキーボード」→「ATOK」にチェックする。
海外版Xperiaでは、日本語版フォントは導入されておらず、日本語モードで作動させたとしても中国語フォントで作動する。すると、「大阪」の文字が中国語フォントで少しうさんくさい感じで表示される。修正したい場合は以下の手順を実行する。日本語化するため、オープンソース版のAndroidの/frameworks/base/data/fonts/から、DroidSansJapanese.ttfを入手し、SDカードにコピーしておく。よくわからない人はココからダウンロードできる。
RootExplorerというアプリをマーケットから入手しておき、起動し、DroidSansJapanese.ttfをコピーする。sdcardフォルダへ移動し、DroidSansJapanese.ttfを長押し→Copyでコピー状態にできる。
/system/fonts/に移動したら、「Remount as R/O」を押し、/systemフォルダを書き込めるようマウントする。上部のボタンが、「Remount as R/W」になっていればOKだ。
「大阪」と入力し、正しいフォントで表示されていれば、日本語フォントの導入は完了だ。
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2011年09月06日17時07分 公開 | カテゴリー: 端末・周辺機器・サービス | キーワード:特集 | Short URL
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