文書を作成するときはテキスト入力以外の作業はパソコンで行なうのが効率的だぞ 特集その1

現在のAndroid版Googleドキュメントでは、アップロードしたりパソコン版Googleドキュメントで編集したワープロ文書は、見出しなどのレイアウトや太字などの装飾を保ったまま編集できるが、新たにスタイル付きの文書ファイルを作成することはできない。
Androidにも装飾付き文書を作成可能なアプリはあるが、ほとんどのアプリが有料で、比較的高価なものばかりだ。
移動中にレポートなどの文書の作成を進めたければ、無理にAndroid上だけで文書作成を済ませようとせず、Android上では「Jota Text Editor」などのテキストエディタで本文の執筆だけを行ない、見出しや文字装飾、画像の挿入などはパソコン上で行うといいだろう。
また、逆に出かける前に見出しや図表などの部分だけ作成してGoogleドキュメントに保存しておき、移動中にAndroid端末から本文の執筆を行なうという方法もある。これなら、移動中に書類を完成させてメールなどで送ることができるぞ。

document_101「Jota Text Editor」は、見出しなどのレイアウトや文字スタイルなどの指定を含まないプレーンテキストファイルを編集するアプリだ。テキストを編集するだけなら、Googleドキュメントやそのほかのワープロ文書編集アプリより動作が軽快で使いやすいぞ。

document_102移動中に編集したテキストを、パソコン上のワープロ文書編集ソフトで読み込んで、レイアウトや文字スタイルの変更、画像の挿入などの仕上げを行おう。

document_103移動中に文書を完成させて送りたい場合は、出かける前にGoogleドキュメントでレイアウトを作成しておこう。まず、パソコンのブラウザでGoogleドキュメントのホーム画面に行き「作成」を押して「文書」を選択する。

document_104「挿入」で画像を挿入したり、仮の文章を入力するなどして、モバイル版Googleドキュメントではできない編集作業を行なっておこう。編集した内容は、自動的にGoogleのサーバ上に保存されるぞ。

document_105Android端末上でGoogleドキュメントの公式アプリを起動したら、「すべてのアイテム」で保存された文書ファイルの一覧を表示し、編集したい文書を選択しよう。

document_106ドキュメントの内容が表示されたら、右上の「編集」を押す。

document_107編集モードになったら、あらかじめ配置しておいた仮のテキストをタップして編集状態にし、文章を入力しよう。

document_108モバイル版ではパソコン版で編集したときと微妙にレイアウトが違ってしまっていたが、保存された文書をパソコン版Googleドキュメントで表示すると、元通りのレイアウトで表示される。

document_109Android版Googleドキュメントには、ドキュメントをメールアプリなどに渡す機能はあるが、ファイル形式が強制的にPDFになってしまう。Microsoft Wordの「.doc」形式などで送信したい場合は、ブラウザでモバイル版Googleドキュメントにアクセスして、下部の「PC」のリンクからパソコン版Googleドキュメントを表示しよう。

document_110このような注意画面が表示されるが、ファイルをダウンロードするだけならなんとか動作するので、「PC版の使用を続ける」を選択しよう。

document_111パソコン版のドキュメント編集画面が表示されたら、上部のメニュー欄の「ファイル」→「形式を指定してダウンロード」とタップして、ダウンロードしたいファイル形式を選択しよう。

document_112形式を選択すると、「export.doc」などのファイル名でダウンロードが行なわれるので、メールに添付して送信するなどしよう

Jota Text Editor
Android上で快適にテキストを編集したければ「Jota Text Editor」
Googleドキュメント(Web版)
Googleドキュメント


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2011年08月29日21時03分 公開 | カテゴリー: 文書編集 | キーワード: | Short URL
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