パソコン上でサイトを丸ごと保存してオフラインで読めるようにしよう 特集その1

オフラインで読めるように保存したいサイトがあったとき、すべてのページを手動で「名前を付けて保存」していくのは面倒くさくてたまらない。そこで、リンクを自動でたどってWebサイト内のすべてのページを保存してくれるツールが多数作られている。

Windows用のWebサイト丸ごと保存ツールの中でも、多機能さとすっきりしたインターフェイスで人気なのが「巡集」だ。巡集では、単にページを保存するだけでなく、「http://」で始まる絶対URLへのリンクをローカルファイルへの相対リンクに書き換えてくれる。これにより、サーバにあるときと同じように、ローカルのページ間をリンクで移動しながら閲覧できるぞ。

local_101「巡集」を起動したら、メニューの「詳細設定」→「取得設定」で、リンクを辿る深度の上限などの設定を行なおう。

local_102「詳細設定」→「URLフィルタ」では、ダウンロードから除外したいURLを指定できる。

local_103「ダウンロードするURL」にサイトのトップページなどのURLを入力し、ダウンロード開始ボタンを押せば、処理が始まるぞ。

local_104「サイト構造」のタブで、ダウンロードされたURLを確認できる。不要なURLが大量にダウンロードされている場合は、URLフィルタに追加するといいだろう。

local_105取得設定で指定したフォルダ内に、基点ページのタイトルを名前としたサブフォルダが作られ、ダウンロードされたファイルが保存される。このフォルダをUSB接続などでAndroid端末に転送しよう。この時、フォルダ名は「web」などの簡潔な名前に変更しておくといい。

local_106Android端末のブラウザで「file://sdcard/<フォルダ名>/Log.html」のようなURLにアクセスすると、巡集がダウンロードしたページへのリンクが列挙されたページが開かれる。

local_107リンクをたどれば、このように保存されたページが表示されるぞ。電波OFFでも問題なく閲覧できる。

巡集



関連記事

2011年07月15日18時42分 公開 | カテゴリー: ネット情報活用 | キーワード: | Short URL
このエントリーをはてなブックマークに追加

最新記事