パソコン用のメールは「K-9 Mail」で読み書きする

Androidスマートフォンでメールというと、spモードメールなど携帯電話会社のサービスや、Gmailを使うのが一般的だが、「K-9 Mail」などの汎用のメールクライアントを導入すれば、ISPや勤務先などのメールアカウントも利用可能だ。

電子メールで使われるPOP3というプロトコルでは、受信したメールはサーバ上から削除してしまうのが一般的だが、K-9 Mailでは削除せずに読み込みだけを行なうので、後でパソコン上のメールソフトからも受信可能だ。

さらに、「BCC」の設定で自分のメールアドレスを指定して、送信したメールのコピーが自分にも送られるようにしておけば、自分がAndroidから送ったメールも、パソコンのメールソフトに取り込める。

パソコンのメールソフトなら、過去にやり取りした大量のメールからの検索などの作業も快適に行なえる。出先で素早く連絡を取れるK-9 Mailと上手く使い分けよう。

k9mail_001K-9 Mailの初回起動時には、メールアカウントの設定画面が表示される。利用しているメールサービスの説明などを確認しながら、設定を進めよう。

k9mail_002最初にメールサーバの方式を選択する。大抵の場合は、POP3に設定しておけばよい。

k9mail_003次に、受信用のサーバのアドレスを設定する。

k9mail_004送信メールサーバ設定では、「ポート」の番号がデフォルトで「587」となっているが、「25」に設定しないとならないサービスも多いため、メールサービスの説明を確認して正しく設定しよう。

k9mail_005メールの自動チェックの頻度などを設定したら設定完了だ。

k9mail_006初期設定が完了し、空の受信フォルダが表示されたら、メニューの「その他」→「設定」で追加の設定を行なおう。「アカウント設定」→「メール送信」で「メッセージの形式」を「テキスト」に変更しておくと、無駄な通信を削減できるぞ。

k9mail_007さらに、「本文構成」で「BCC」に自分のメールアドレスを指定しておくと、誰かにメールを送ったとき自分にも同じ内容が送られるようになる。

k9mail_008受信トレイ画面で「~件読込」をタップすれば、新着メールが確認され、このようなリストで表示される。

k9mail_009受信したメールはこのように表示される。下部のボタンから返信などが可能だ。

k9mail_010送信メールの編集画面では、メニューボタンで表示されるメニューから送信などの操作を行なえるぞ。

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BCCで自分にコピーを送信するようにしておけば、このようにパソコンのメールソフトで自分の送信したメールを取り込めるぞ。

K-9 Mail – Android マーケット

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2011年06月24日20時16分 公開 | カテゴリー: ソーシャル | キーワード: | Short URL
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