Playストアの「類似のアイテム」をページ送り不要にするユーザーCSS

Google Playストアのアプリ詳細ページでは、「類似のアイテム」や「このデベロッパーの他のアプリ」として、関連するアプリが表示される。検索などで見つけにくい有用なアプリがみつかる事もあるので、見逃さずにチェックしておきたいところだ。
しかし、標準状態のPlayストアでは、アプリが一列分しか表示されず、続きのアプリを表示するには「>」ボタンをクリックしてページ送りしなければならない。ボタンは細くてクリックしづらく、アプリのリンクを誤クリックしてしまうこともあって使いづらい。
そこで、Webページの見た目を改造する「ユーザーCSS」という機能を利用して、これらの関連アプリ一覧を通常の検索結果のような複数列表示に改造してしまおう。複数列にしてもせいぜい3~4列程度なので、画面スクロールが面倒臭くなることはないだろう。
ChromeやFirefoxでは、「Stylish」というアドオンを導入することで、ユーザーCSS機能を利用できるようになるぞ。

Stylish :: Add-ons for Firefox



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「類似のアイテム」や「このデベロッパーの他のアプリ」のアプリ一覧は、このような1行表示で、「>」ボタンのクリックでページを切り替えるようになっている。


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Google Chromeに「Stylish」の拡張機能を導入したら、メニューの「ツール」→「拡張機能」で拡張機能の一覧に進み、「Stylish」の「オプション」をクリック。「インストール済みのスタイル」の画面が開いたら、左にある「新しいスタイルを作成」をクリックしよう。

Chrome ウェブストア – Stylish


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入力ボックスに以下のコードを貼り付け、「適用先」の欄の「個別指定」をクリックして、「次で始まるURL」を選択し、「https://play.google.com/store/apps/details」と入力して「追加」を押す。最後に、左上の「名前」欄に適当な名前を入力して「保存」を押そう。


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.recommendation .expand-pages-container{height:auto!important;}


005

ユーザーCSSを導入したところ、このように「類似のアイテム」などの欄が複数行表示になり、いちいちクリックすること無くすべてのアプリを見渡せるようになったぞ。


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Firefox用Stylishの場合、「アドオン」画面の「ユーザースタイル」ページで「新しいスタイルを書く」をクリックし、以下のようなコードを入力して、名前を付けて保存しよう。



@-moz-document url-prefix(https://play.google.com/store/apps/details){
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.recommendation .expand-pages-container{height:auto!important;}
}

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2014年07月27日21時15分 公開 | カテゴリー: 便利化・快適化 | キーワード:, | Short URL
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