アプリのGoogle+コミュニティに加入してベータ版テスターになろう

ブラウザやホームアプリなどの大がかりなアプリでは、新バージョンを一般公開する前に「ベータ版」として試験的に公開して動作報告などを募ることがある。
誰でもダウンロードして試せる「オープンベータ」の形式を採用しているアプリも多いが、ユーザー数が多いと同じ不具合報告が多数のユーザーから寄せられたりして、個人開発では対応しきれないことがある。
そこで、ユーザー数を絞った「クローズドベータ」の形式がとられる場合がある。Google Playストアでは、アプリの開発元が開設した公式のGoogle+コミュニティのメンバーにのみベータ版をダウンロードできるようにする仕組みが用意されている。
この方式のベータテストは、参加方法が少々分かりにくいが、手順自体は特に面倒ではない。お気に入りのアプリの開発に貢献したい人は、ぜひチェックしてみよう。



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Google+のコミュニティを利用したクローズドベータテストを実施しているアプリのテスターになるには、まずコミュニティのページにアクセスしよう。コミュニティへのリンクは、Playストアのアプリ詳細ページや開発者のサイト、アプリの設定メニュー画面などに用意されているはずだ。


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多くの場合、コミュニティへの参加は承認制になっているので、「参加をリクエスト」を押そう。


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しばらくすると管理者による承認が行われ、このような通知が届く。「Lightning Launcher」の場合、参加リクエストはほぼ無条件で承認されるようだ。


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メンバーとして登録されると、コミュニティのメッセージボードにアクセスして他のユーザーと情報交換を行えるようになる。


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開発者の告知メッセージなどからベータテスト用のURLにアクセスすると、このようなメッセージが表示される。


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「テスターになる」を押すとこのような画面に変化し、それ以降にそのアプリをダウンロードすると最新のベータ版がダウンロードされるようになる。「テストを終了」のリンクをクリックすれば、それ以降は通常版がダウンロードされるようになるぞ。


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あとは通常の手順で当該アプリをインストールしよう。なお、一度ベータ版をインストールすると、古いバージョンを上書きインストールすることは出来ないので注意が必要だ。ベータ版より前の通常版に戻すには、一旦アンインストールしてから再インストールする必要があるぞ。ベータ版より後に公開された通常版へは、通常通り上書きでアップデート可能だ。


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これでベータ版がインストールされ、最新の機能を試せるようになったぞ。
なお、ベータ版には不具合が残っていることも多いので、利用には注意が必要だ。

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2014年02月01日11時23分 公開 | カテゴリー: ネット情報活用 | キーワード: | Short URL
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