Evernote、ドローソフトSkitchによる手書きメモ機能を付加しオフライン検索も可能に

ボタン一発でEvernoteに加工した画像を保存できるベクタ型ドローソフト「Skitch」は、元はMac用の有料ソフトだったものを、クラウドサービスを提供するEvernote社が買収してAndroidに移植したアプリだ。「Evernote」は、最新のアップデートにより、Skitchとの連携を強化した。Skitchがインストールされていれば、ボタン一発でSkitchの描画場面を呼び出すことができる。

「Skitch」は写真などの画像に注釈を書き込んだり、地図などの図表を書いたりできるドローソフトだ。描画した軌跡の情報をピクセルの集まりに変換せずそのまま保持するベクタ方式を採用しているため、拡大してもギザギザになったりせずに細かい書き込みを行なえ、過去に描いた線を丸ごと移動したり削除したりすることも可能だ。

さっそく、Evernoteから手書きメモを作成して、ほかのサービスと「共有」してみよう。マーケットアプリのメニュー→マイアプリを確認して、アップデートを行ったら、アプリを立ち上げ新規ノートをタップ。下部にあるハートマークに「+」のSkitchアイコンをタップする。Skitchがインストールされていない場合は、右→ボタンからインストールしよう。

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Skitchの描画画面が現れるので、好きな文字を手書きしよう。失敗したときは、右上にあるゴミ箱アイコンをタップ。文字色や文字の太さを変更したいときは、左下にあるペン先アイコンをタップして調整しよう。
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描きあがったら右上にあるEvernoteアイコンをクリックするとクラウド上にノートデータがアップロードされる。共有機能を使って、メールやほかのソーシャルサービスに投稿することができる。今回はTwitterに投稿してみる。下部左にある共有アイコンをタップ。
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tweiccaを選択しすると、投稿ボックが登場する。下部の「アップロード」をタップすると、「yfrog」へデータがアップロードされ、固有のURLが自動で付加される。投稿した結果は、あんスマ編集部アカウントのツイートで見ることができるぞ。
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またEvernoteは、これまでオフラインの状態でノートのアクセスまではできたが、検索もできるようになった。ただし、データ量が多すぎると、SDメモリの容量を圧迫することになるので、ディスク容量を確認してからオフライン検索を許可しよう。

Evernote – Android マーケット
ボタン一発でEvernoteに加工した画像を保存できるベクタ型ドローソフト「Skitch」
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2011年09月07日11時28分 公開 | カテゴリー: 文書編集 | キーワード:, | Short URL
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