Android端末では、画面の下に用意されているバックボタンやホームボタンが画面移動に多用される。
だが、最近増えている5インチクラスの大画面端末では、端末をしっかり持ちながら親指で画面下のボタンを操作するのは困難だ。端末の下の方を持てば親指は届きやすくなるが、握りが弱くなって端末を落としやすくなってしまうし、今度は画面の上の方に指が届かなくなったりする。

端末をしっかり握りつつ片手で操作をしたければ、「Handy Soft Keys」を試してみよう。
インストールして使用準備を行なうと、画面端に矢印がフローティング表示され、タッチすると扇状にバックボタンやホームボタン、アプリ切り替えボタンが表示される。表示位置は長押しからのドラッグで変更可能だ。
端末を片手でしっかり持ったときに親指が届きやすい位置に設置すれば、落としにくさと操作性を両立させられるだろう。

・Handy Soft Keys – Google Play の Android アプリ

Handy Soft Keysをインストールしたら、Androidの設定画面の「ユーザー補助」からHandy Soft Keysの項目に進み、「OFF」となっているボタンを押して確認ダイアログで「OK」を押して「ON」の状態に切り替えよう。

次に、一旦端末の電源を完全に切って再起動しよう。

再起動すると、画面端に「<」のような矢印が表示されるぞ。

矢印をタッチすると、このような扇状のボタン群が表示され、指を離した位置のボタンの機能が実行される。

奥義の中心を長押しするとドラッグ状態になり、好きな位置に移動できる。

アンインストールしたい場合は、Androidの設定画面から奨めるアプリケーション一覧画面からアンインストールしよう。