【Xperia Aの基本機能】2つの標準アプリから好きな方を選択して快適に電話機能を利用しよう

様々な機能を搭載しているとは言え、やはりスマートフォンは携帯電話。最大のメイン機能と言えば電話機能だろう。
最近ではLINEなどのネット通話アプリも普及してきているが、事業者や行政などとの連絡には電話が必要なことが多い。
普段はほとんど使わないという人も、いざというときにスムーズに利用できるように、電話機能の基本的な使い方をマスターしておこう。

Xperia Aで初めて電話を使おうとしたときに戸惑うのが、「電話」と「ダイヤル」の2つの電話アプリと、「ドコモ電話帳」「連絡先」の2つの電話帳アプリが用意されていることだろう。
「電話」と「ドコモ電話帳」はドコモ製、「ダイヤル」と「連絡先」はソニー製となっている。
それぞれに一長一短があり、どちらがいいと一概には言えないので、両方試して好みの方を使うといいだろう。



かかってきた電話を受ける



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Xperia Aで誰かから電話が掛かってくると、着信音と共にこのような画面が表示され、左下の緑のアイコンをタッチしたまま右側にドラッグすることで通話を開始できる。一見するとドラッグが必要と分かりにくく、知らないでいると受けるのに手間取ってしまうかも知れないので要注意だ。


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通話が開始されると、このような画面で経過秒数などが表示される。画面を顔などに近づけると、近接センサーが感知して画面やタッチスクリーンが一時的にオフになるので、誤って通話終了ボタンを押してしまう心配は無いぞ。


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画面下の4つのボタンの右端を押すと、ダイヤルパッドが表示され、プッシュトーン信号を発信できる。「ドコモ インフォメーションセンター(151)」などの自動応答メニューを操作したい場合に必要となるぞ。


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応答する前に切れた不在着信があった場合は、通知欄にこのようなメッセージが表示され、「発信」ボタンを押せば折り返し電話を掛けられる。


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また、不在着信があるとホーム画面のアイコンの左上に数字が表示されるぞ。


電話を掛ける


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標準のホーム画面のドロワーでは、「コミュニケーション」カテゴリに、4つのアイコンが並んでいる。「電話」と「ドコモ電話帳」がドコモ製、「ダイヤル」と「連絡先」がソニー製だ。


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「電話」を起動すると、このような通話履歴画面が表示される。右端の電話のアイコンをタッチすると、即座に履歴の相手に電話を掛けることが可能だ。


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「ダイヤル」をタッチするとこのようなダイヤルパッドが表示される。電話番号を入力して緑のボタンを押すことで、履歴などに登録されていない相手に電話を掛けられるぞ。


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履歴の項目の左側をタッチすると、このような画面が表示され、SMSの送信なども行なえる。また、下部の「電話帳に登録」で、連絡先を保存できるぞ。


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「電話帳に登録」を押すと、電話帳に登録された連絡先の一覧が表示される。既存の連絡先に電話番号を追加したい場合は既存の項目をタップ、新たに連絡先を追加したい場合は一番上の「新規登録」を押そう。


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新規登録を押すと連絡先を保存するアカウントの選択画面が表示される。「Google」を選択しておけば、MNPで他社に乗り換えたときに引き継ぎやすいぞ。


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「プロフィール編集」画面が表示されるので、名前などを押して「登録完了」を押そう。会社など人物以外の相手の場合、「名」だけ入力すればいいだろう。


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ホーム画面などから初めて「ドコモ電話帳」を起動すると、ドコモのクラウドサービスの利用確認画面が表示されるが、他社に乗り換えると使えなくなるという難点があるので、Googleなど他のサービスを使った方がいいだろう。「次回以降、表示しない」のチェックを入れて「利用しない」を押してしまえば、今後は表示されなくなるぞ。


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ドコモ電話帳を起動すると、登録されている連絡先の一覧が表示される。


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項目が多くて探しづらい場合は、左下の「グループ」を押してグループ分類機能を利用しよう。サイドバーに一覧表示されたグループ名をタップすると、そのグループに属する連絡先だけが表示される。項目を長押しドラッグしてグループを移動すれば、既存の連絡先を別のグループに移動できる。また、サイドバー一番下までスクロールすると表示される「追加」を押せば、新しいグループを作成可能だ。


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「検索」では、入力したテキストに一致する連絡先が絞り込み表示される。漢字変換せずに素早く絞り込めるようにしたければ、連絡先の「ふりがな」を忘れずに登録しておこう。


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連絡先項目をタップするとこのような画面が表示され、メールの送信や電話発信画面の呼び出しが可能だ。


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「コミュニケーション」の画面に切り替えると、その相手との通話やspモードメールの送受信履歴が表示される。


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電話帳の右上の「マイプロフィール」を押せば、自分の電話番号などを確認可能だ。


シンプルなソニー版電話アプリを使う

ソニー版の「ダイヤル」と「連絡先」は、spモードメールなどのドコモ独自サービスが組み込まれていない分シンプルでスッキリとした作りになっている。
「ダイヤル」では、通話履歴とダイヤルパッドが一緒の画面に表示され、どちらも素早く利用できる。
電話帳では、電話番号のある相手のみを表示する設定が出来たり、電話を掛けるまでのタップ数が1つ少なくて済むなどの利点がある。

ドコモ版にあるドラッグによるグループ編集やspモードメール履歴の表示などの機能は搭載されていないが、これらの機能が不要ならソニー版の方が快適に利用できるだろう。

初期状態のXperia Aでは、ソニー版の電話帳の項目をタップした場合もドコモ版の連絡先詳細が開かれてしまうが、ドコモ電話帳のアプリ情報画面で「デフォルトでの起動」の設定を削除すれば、ソニー版の連絡先詳細画面を使用可能だ。


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ドコモ電話帳のデフォルト起動設定を解除するには、ホーム画面のドロワーのアイコンを長押しして、表示されるメニューの「アプリ情報」を選択しよう。


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下の方にある「デフォルトで起動」の欄の「設定を削除」を押す。


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以降、連絡先詳細や連絡先追加などの機能を呼び出そうとするとアプリケーション選択画面が表示される。ソニー版のアイコン(縦長の方)を選択して「常時」を押せば、次回からはソニー版の連絡先アプリが開かれるようになるぞ。使い勝手を確認してからどちらを使うか決めたい場合は、「今回のみ」を押しておけばいい。


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ソニー製の「ダイヤル」アプリを起動すると、このように最近の通話履歴とダイヤルパッドが表示される。名前や番号の部分を押すとその相手に電話を掛けられ、右の「>」を押すと詳細画面が表示される。ドコモ版とは逆の配置なので注意しよう。


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「>」を押すと表示される通話詳細画面では、SMSの送信や連絡先の登録・削除などの操作が行なえる他、その相手との通話履歴が表示される。


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左上の電話帳ボタンを押すと、端末やアカウントに登録されている連絡先の一覧が表示される。初期状態では、Gmailなどで一度だけメールをやりとりした相手まで表示されてしまうので、右下のメニューボタンで表示されるメニューの「連絡先フィルター」で設定を調節しよう。


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「連絡先フィルター」では、電話番号のない連絡先を非表示にしたり、グループごとに表示の有無を選択できる。


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不要な連絡先が表示されないようにすれば、電話を掛けやすくなるぞ。


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連絡先を選択すると、このような画面で電話の発信やメール作成画面の呼び出しを行なえる。ドコモ版と違って、電話番号の部分を押すと即座に発信が行なわれるぞ。



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ソニー版の連絡先アプリには、自分の電話番号を確認できるマイプロフィールのような画面は用意されていない。自分の電話番号を確認したい時だけドコモ電話帳を起動してもいいが、ドコモアプリを使いたくない場合などは、Androidの設定画面の「端末情報」→「端末の状態」画面で確認しよう。

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2013年07月31日03時16分 公開 | カテゴリー: ソーシャル | キーワード: | Short URL
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