「自分のみ共有」+FBログ+EvernoteでFacebookをメモ代わりに使おう

Facebookは写真やちょっとしたメモの共有範囲を「自分のみ」にすると、アイディアメモ代わりにも使える。しかし、Facebookのタイムラインは一覧性が低く、過去の記事を勝手に間引いて表示する場合もあるので後から見返すのには向かない。そこで、FBログを使ってFacebookのログをブログのように表示しよう。投稿を毎日Evernoteに送る機能もあるので、Evernoteと連携させれば最強のアイディアメモを作れるぞ。

こんな投稿は「自分のみ公開」にしておくといい

・友達に公開するまでもない、ニュースなどのメモ
「いいね!」だけだとFacebookにはURLしか保存されず、リンク先が削除されてしまうと見返したとき役に立たない。URLと全文をFacebookにコピペし、共有範囲を「自分のみ」にして保存しておこう。
↑あとでEvernoteから検索しやすいように、ニュースには「ニュース 社会 メモ」などタグ代わりの言葉を振っておこう。

・ちょっとした写真や動画
Facebookなら、いつでもどこでもスマホから写真や動画をアップできる。写真は15MBまで、動画も20分1024MBならいくつアップしても無料だ。メモ代わりにどんどんアップしよう。
↑共有範囲を「自分のみ」に設定して「投稿」すればOKだ。

・上司や配偶者、友達などの悪口
イラっとしたときの衝動をFacebookにぶつけるのはいいが、友達に公開してしまうのはいただけない。誰がどこでつながってるか分からないのがSNSだからだ。しかし、どこかに記録しておけばスっとするし、上司や配偶者にどんなことをされたか、どのように思ったかなどを日付ありでメモっておけば、後でパワハラや離婚が裁判沙汰になったときに立派な証拠となる。Facebookは写真付きの投稿は後から編集できるが、テキストのみの投稿なら後から編集できないし、投稿日時がばっちり記録される。裁判時、証拠としての価値は高いぞ。

・政治的思想がからむ話や原発などのニュースメモ
友達の思想は多種多様。実際に、原発に対する考え方の違いによってSNS上でもめ事になり、リアルでも絶交へ至ったケースもある。SNSつながりの友達だけではなく、周りの人間を巻き込んでのもめ事にもなりかねないので、政治や原発がらみでイラっとしたときは共有範囲を「自分のみ」で吐き出そう。自分の考えを何でも受け止めてくれるのが友達、というのは大きな勘違いであり間違いだということを、東日本大震災が教えてくれたともいえよう。

・ちょっと面白い友達の写真を「自分のみ公開」でシェア
SNSに公開した写真はシェアされても文句は言えないと思うが、「私の写真を勝手にシェアした!」と怒る人間もいる。写真のシェアごときで事前に許可を取るのも面倒なので、共有範囲を「自分のみ」でシェアしよう。共有範囲が「自分のみ」なら、シェアしたことは相手にバレない。
↑友達の面白い写真はナイショでメモさせてもらおう。

・共有範囲が「自分のみ」か不安になった場合はプレビューを使う
Facebookのプレビュー機能を使えば、他人から自分がどう見えているか確認できる。不安になったときは積極的に使おう。
↑不安なときはプレビューが大事だ。

一覧性、検索性の低さはFBログでカバー

Facebookで過去の投稿を読むにはタイムラインをずーっと下にスクロールしなければならないし、投稿の検索機能もない。そこで、Facebookの投稿をブログ形式で保存してくれて、投稿の検索機能もある「FBログ」を使おう。FBログは「自分のみに公開」できるのもポイントだ。

FBログにアクセスして「Facebookログイン」をクリック。認証画面が出たら「このアプリによるFacebookタイムラインへの投稿範囲」を「自分のみ」にして「アプリへ移動」を押す。アプリによる投稿範囲を「自分のみ」にするのは、アプリからの投稿をすべてスパム呼ばわりする人がいて面倒だからだ。そんな面倒な友達はいない、という人は、公開範囲を友達や公開にして差し支えない。

↑「FBログは次の許可も求めています」についてはすべて「許可」でOK。「ウォールにFBログについて自動でつぶやく」のチェックを外して「OK」を押そう。FBログの公開範囲はデフォルトで「自分のみ」になっているので、特にいじらなくても大丈夫だ。

↑「つぶやきを検索」でFacebookの投稿を検索することもできる。

↑FBログの各投稿にある「Facebook」というリンクをクリックすると、Facebookの投稿が表示される。

Evernoteに保存すればオフラインでも検索できる

FBログには、Facebookの投稿をEvernoteに送ってくれる機能がある。これを使えば、スマホにFacebookのログをダウンロードして、オフラインでいつでも検索できる。

↑FBログの「アカウント設定」をクリックする。Evernoteの投稿用メールアドレスが不明な場合は、「ここのページで確認してください」をクリックしよう。

↑Evernoteの「アカウントの概要」が表示されたら、「ノートをメールで送信」のところにあるメールアドレスの@の前の部分をコピーする。あとは、「FBログ」の「Evernoteから発行された投稿用メールアドレス」のところにペーストすればOKだ。Evernoteに「facebook」というノートブックと「メモ」というタグをつくり、「FBログ」の設定画面にそれぞれ入力しよう。

↑投稿が日付ごとにまとめられるので一覧性も高いし、Evernoteだと画像内の文字も検索できるのでFacebookのメモ度がぐんと高まる。「自分のみ共有」+「FBログ」+「Evernote」でFacebookが最大限に活用できるぞ。

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2013年03月29日16時10分 公開 | カテゴリー: ライフハック | キーワード:, | Short URL
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