スマホのパズルゲームには、2つのブロックを入れ換えて3つ以上揃えて消すという基本ルールのものが多数存在する。「Gem Spinner」もそんなゲームの一つだが、様々な形の「ピース」内にブロックに相当する宝石が入っているという二重構造になっていることで、一味違った趣向のゲームに仕上がっている。

宝石の入れ替えは同じピース内でしか行なえないが、ピースをドラッグして移動したり、ダブルタップで180度回転させることが可能。入れ替えは3つ以上揃うときしか行なえないが、移動や回転はいつでも行なえる。これらの操作を駆使して、3つ以上の宝石を揃えて消していくのだ。
宝石を消すと、その宝石があった箇所が暗くなり、全てのマスが暗くなったピースは消滅する。ステージクリア型のメインモードでは、全てのピースを消滅させることでパーフェクトクリアとなるが、ピースが減ってくると揃えられる箇所が少なくなっていくので、手詰まりにならないように計画的に消去していく必要がある。
一見難しそうだが、慣れると適度な複雑さで奥深いルールのパズルゲームだ。

Google Playストアで通常価格152円の「Gem Spinner II」には、150ものステージが用意されており、ちょっとやそっとでは遊び尽くせないボリューム。さらに、一定回数の操作を行なうごとに新たなピースが追加されていき、追加できるスペースが無くなるまで続く「サバイバルモード」も用意されている。少ない手数でピースを消し続ける必要があり、メインモードとは違った戦略が楽しめるぞ。

1作目には無料版となる「Gem Spinner Lite」も用意されているので、興味のある人はまずこちらをためしてみよう。

・Gem Spinner Lite – Android Apps on Google Play

・Gem Spinner II – Google Play の Android アプリ

ステージを選択すると、水色の「ピース」の中に宝石が並べられたゲーム画面が表示される。ピースはドラッグで移動でき、ダブルタップすると180度回転する。宝石が3つ以上揃うと消滅し、上から新たな宝石が降りてくる。入れ替えを行なうことで宝石が消せる場合のみ、同じピース上で隣り合った2つの宝石を順にタップすると両者を入れ換えることが可能だ。

宝石が消えたセルは暗くなり、全てのセルが暗くなったピースは消滅する。ピースが減ってくると消せる箇所の選択肢が少なくなるので、最初の内に消しにくい箇所を暗くしておくといいだろう。一度に4つ以上のピースを消去すると、どの色の宝石と並べても消せる虹色の渦巻きが出現する。ピースの少なくなる終盤で役に立つので、なるべく温存しよう。

時間制限のある「ノーマルモード」では、タイムアップが近づくと太陽が出現し、ピースの移動を邪魔してくる。しかし、終盤ではこの太陽を利用してピースの上下位置を変えることで、消せなかった箇所が消せるようになる場合があるぞ。

暗くしたセルの数が一定以上になるとスターを獲得でき、右下のメダルをタップすることで好きなときにクリアできる。全てのピースを消滅させればパーフェクトクリアだ。

右下の停止ボタンでポーズメニューに進み「Done」を押すことでもステージ選択画面に戻れる。また、「Casual Mode」をタップすると、時間制限がなくじっくり考えられる「カジュアルモード」に切り替わるぞ。

トップ画面で選択できるサバイバルモードでは、移動や回転、入れ替えを行なうごとに右のメーターが減っていき、0になると下のピースをドラッグしてどこかに配置しなければならなくなる。メーターが0にならなくてもピースを追加することは可能だ。新たなピースを置ける場所が無いとゲームオーバーとなる。

たまに出現する光る宝石を消去すると、1マスだけのピースが出現する。また、並べて消すことの出来ない石ころや、上に上昇する羽根付きピースなども登場するぞ。