【Poweramp】スマホ上での音楽再生回数もiTunesの再生回数にカウント

定番のライブラリ型音楽プレイヤーアプリ「iTunes」は、iPhoneユーザーのみならず、Androidユーザーにも人気だ。「iTunes」には「再生回数」をカウントする機能があり、これを使って「よく聴く曲」のランキングを表示させたりすることができる。iPhoneの場合、普通に使っているだけで、iPhoneでの再生回数もiTunes上での「再生回数」にカウントされるのだが、Androidの場合、「Poweramp」などのスマートフォン用音楽プレイヤー上で再生した回数は、iTunesには反映されない。
しかし、アプリ「iSyncr」を使えば、「Poweramp」上での再生回数を、iTunesの「再生回数」に反映させることが可能だ。「iSyncr」には有料版もあるが、「再生回数」のために使うのであれば、無料版でもOKだ。


「iSyncr」で再生回数をiTunesに反映させる

「iSyncr」は、スマートフォンと、同一無線LAN内にあるiTunesとの間で同期を行うアプリだ。同期の中で、「スマートフォン上での再生回数をiTunesにも反映させる」という処理が行われる、という仕組み。まずは再生回数同期のための設定を行おう。


iSyncr
Windows版 iSyncr Lite – Google Play の Android アプリ

まず、PC用の「iSyncr」アプリを公式サイトからダウンロードしてインストールする。「今すぐダウンロード」ボタンからダウンロードを行おう。特に設定などを変更する必要はない。

スマートフォンにも「iSyncr」をインストール。起動して、まず「ツール」内の「設定」をタップ。

「再生回数」を開く。「Rocket Playerにロック」のチェックを外し、「再生回数の履歴を残す」にチェックを入れる。「プレイカウントの検出感度」では、「何%分を再生したら再生回数にカウントするか」という設定が可能だ。「曲の終わりに近づくと送るボタンで次の曲に飛ばすことが多い」という人の場合、この数値が低いと、送った曲が再生回数にカウントされなくなってしまう。「70%」など、ある程度低い数値にしておくのがオススメ。

「iSyncr」で再生回数を同期させる



例えば、現在のiTunes上での再生回数が上スクリーンショットだとして……。

外出先などで、スマートフォンで音楽を聴く。

帰宅後、PCの電源を入れた状態で「iSyncr」を起動。「WiFi」内でPCを選択する。

「今すぐ同期」をタップ。プレイリスト名が並んでいるが、再生回数の同期を行うだけなら、特に気にする必要はない。



スマートフォン上での再生回数がiTunesの「再生回数」に反映されるのだ。

「iSyncr」での同期をワンタップで行う方法

上記通り、「iSyncr」での同期を行うためには、まず「iSyncr」アプリを起動し、PCに接続して「今すぐ同期」をタップする、という作業が必要になる。毎日行うのは少し面倒だ。そこで、ホーム画面上に、ワンタップで同期を行うためのショートカットを置いておこう。



ホーム画面アプリによって操作が異なるが、ホーム画面上の何もない領域のロングタップなどによって「ホーム画面に追加」を呼び出し「ショートカット」。最後の方に「iSyncr」の「今すぐ同期」が表示されているはず。この項目をタップ。

「今すぐ同期」をタップするだけで、PCへの接続や同期処理を行ってくれるのだ。毎日の同期作業は「今すぐ同期」、「iSyncr」の設定を変更する必要が出たときだけ「iSyncr」アプリを起動、と使い分ければ良い。

「iSyncr」のメイン機能はプレイリスト同期

この記事では再生回数同期機能に絞って「iSyncr」の紹介を行ったが、「iSyncr」のメイン機能は、「iTunes上のプレイリスト(やリスト内の音楽ファイル)をスマートフォンに転送(同期)する」というものだ。この機能を使うと、スマートフォン上で聴きたい音楽をiTunesのプレイリストに登録し、そのプレイリストをスマートフォンにワンタップで転送(同期)する、ということが可能になる。
ただ、この機能を使う場合、「iSyncr」無料版だと、1プレイリストあたり30曲までしか転送(同期)を行えない、という制限がある。この機能をフルに使いたい場合は有料版を購入しよう。
あんスマでは、以下の記事で、「iSyncr」のプレイリスト同期機能や活用方法を詳しく紹介している。

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2013年01月09日18時00分 公開 | カテゴリー: マルチメディア | キーワード:, , | Short URL
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