auの2012年冬モデル発表!フルHD画面にクアッドコアCPUのHTC Jなど10機種



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ソフトバンクやドコモに続いて、auからも2012年冬の新機種が発表された。
冬モデルでは、全機種が受信最大75Mbpsの新サービス「4G LTE」に対応し、Wi-Fiルーターとしてパソコンやゲーム機などをインターネット接続させられるテザリング機能も搭載するが、従来の高速通信サービス「+WiMAX」への対応は省かれてしまうようだ。
また、電波干渉が少ない5GHz帯のWi-Fi通信や低消費電力で周辺機器を無線接続できるBluetooth4.0にも全機種が対応。64GBの大容量で読み書きも高速なmicroSDXCメモリーカードやAndroidの標準APIから利用できる近距離無線通信機能「NFC」にも多くの機種が対応している。
ほとんどの機種が2012年11月2日に一斉に発売されるのも今回の特徴だ。

機能やスペックの詳細は製品ラインナップページやニュースリリースで確認可能だ。

製品ラインアップ | au

ニュースリリース


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auではおなじみの台湾のメーカー・HTCからは「HTC J butterfly HTL21」が登場。5.0インチでフルHD(1080×1920ピクセル)の解像度を持つ高精細画面が特徴だ。大画面ながら重さは140グラムと手頃。1.5GHzクアッドコアCPU、2GBのRAM、16GBのストレージなど、その他の部分もハイスペックで、Androidのバージョンも最初から最新の4.1を搭載する。
カメラの画素数は800万画素だが、レンズの性能や連写速度などには力が入れられており、フロントカメラの性能も210万画素と高めだ。
ワンセグやおサイフケータイ、赤外線通信、NFCなども搭載するが、防水はIPX5のみで、水没耐性や防塵性能は備わっていない。また、microSDXCにも未対応だ。
発売日は他の機種より遅めの12月上旬の予定となっている。


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ソニーモバイルの人気シリーズの新作「Xperia VL SOL21」は、持ちやすいアーク形状を採用した4.3インチ120グラムの手頃な大きさのモデルだ。
WALKMANアプリケーションを備え、音質にもこだわるなど、音楽面にも力が入れられているようだ。
ディスプレイは720×1280ピクセル、カメラは約1300万画素、CPUは1.5GHzデュアルコア、RAMは1GB、ストレージは16GBと今冬のモデルとしては平均的なスペック。
ワンセグやおサイフケータイ、赤外線通信、防水防塵、NFCなどの機能は一通り搭載しているが、microSDXCには未対応となっている。


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GALAXY S III Progre SCL21」は1.5GHzデュアルコアCPUに2GBのRAMなど、ドコモ夏モデルのSC-06Dに近いスペックのモデル。32GBの大容量ストレージに加え64GBまでのmicroSDXCに対応するなど、スペックは冬モデルとしても見劣りしない。メインカメラは約810万画素と平凡だが、フロントカメラは約190万画素と高めの解像度を備える。
フロントカメラによる顔認識などにより画面消灯や自動回転を適切に制御する「Smart stay」など、独自の機能も搭載。
ワンセグやおサイフケータイは備えるが、赤外線通信やNFC、防水防塵は未搭載だ。


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シャープの「AQUOS PHONE SERIE SHL21」は4.7インチの大きめの画面を備えたモデル。1.5GHz デュアルコアCPUや1GBのRAM、16GBのストレージなど、基本スペックは平均的。メインカメラは1300万画素と比較的高性能になっている。
ワンセグやおサイフケータイ、赤外線通信、防水防塵を備え、microSDXCやNFCにも対応するなど、機能は充実。
目立った特徴はないが欠点も少ない無難なモデルと言えそうだ。


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富士通の「ARROWS ef FJL21」は、4.3インチと手頃な大きさで、1.5GHzデュアルコアCPUに1GBのRAM、8GBのストレージ、810万画素カメラなど、ARROWSシリーズとしては珍しく控え目なスペックのモデル。
ワンセグやおサイフケータイ、赤外線通信、防水防塵、NFCなど一通りの機能に加え、最近の富士通製端末の特徴である指紋認証も搭載している。


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韓国LG電子の「Optimus G LGL21」は、1.5GHz クアッドコアCPUに2GBのRAMを搭載したハイスペックな機種。画面は4.7インチ720×1280ピクセル、カメラは約1300万画素、ストレージは16GB、microSDXCにも対応するなど、その他のスペックも上々だ。
ワンセグ、おサイフケータイ、赤外線通信、防水、NFCなどにも対応するが、防塵機能は無いようだ。


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京セラの「DIGNO S KYL21」は、2520mAhという大容量のバッテリや、通話時にディスプレイ自体を振動させてクリアな音を発する「スマートソニックレシーバー」機能などが特徴。
画面は4.7インチで720×1280ピクセル、CPUは1.5GHzのデュアルコア、RAMは1GB、ストレージは16GB、カメラは約808万画素と平均的なスペック。
ワンセグやおサイフケータイ、赤外線通信、防水防塵、microSDXCやNFC対応などの機能も揃っている。
いつでも確実に連絡を取りたいビジネスマンなどにおすすめのモデルと言えそうだ。


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韓国のPANTECH製の「VEGA PTL21」は、赤外線センサーで手の動きを関知して画面に触れずに操作できる「VEGA Motion」機能が特徴。料理をしながらレシピを確認するなど、手が濡れたり汚れたりしている状態でもスマホを活用したい場合に役立ちそうだ。
画面は4.3インチで解像度は720×1280ピクセル、1.5GHzデュアルコアCPUに1GBのRAM、16GBのストレージなど、スペックは平均的。メインカメラは800万画素だが、フロントカメラは約200万画素とやや高めだ。
ワンセグやおサイフケータイ、赤外線通信、防水防塵、NFCなどの機能も一通り揃っている。


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G’zOne TYPE-L CAL21」は、G-SHOCKで知られるカシオが手掛けるタフボディ端末の最新作だ。
IPX5/IPX8等級の防水、IP5X等級の防塵性能に加え高い耐衝撃性能を備え、多少乱暴に扱っても平気な頑丈さが特徴。また、一般的なGPSや方位計、加速度・ジャイロセンサーだけでなく、温度や気圧センサーも備え、登山などのアウトドアスポーツを楽しむための要素も充実。Bluetooth 4.0で「G-SHOCK」と連携し通知などを腕時計に表示する機能も用意されている。
重量は約181グラムと重めで寸法も他の機種より大きめだが、画面は4.0インチと小さく、解像度も480×800ピクセルと低め。1.5GHzデュアルコアCPU、1GBのRAM、8GBストレージ、約808万画素メインカメラ、NFCやmicroSDXCにも未対応など、スペックは今冬のモデルとしては控え目な方となっている。


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シャープからは7インチのタブレット端末「AQUOS PAD SHT21」も登場する。
ディスプレイの解像度は1280×800ピクセルで、消費電力の低減などを実現した新世代の液晶「IGZO」を採用。
1.5GHz デュアルコアCPUに1GBのRAM、16GBのストレージなどスペックはスマホとあまり変わらないようだ。約808万画素の背面カメラと31万画素のフロントカメラ、ワンセグやNFC、防水防塵機能も搭載し、microSDXCにも対応。タブレットのため、おサイフケータイや赤外線通信は省かれている。
発売予定日は12月中旬だ。

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2012年10月17日15時53分 公開 | カテゴリー: 端末・周辺機器・サービス | キーワード: | Short URL
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