日本製ブラウザ「jigbrowser+」は半円状にポップアップするメニューなどを備え良好な操作性

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jigbrowser+」は、携帯電話用のブラウザの開発で知られるjig.jp社が公開している日本製のWebブラウザだ。従来のjigブラウザでは独自のレンダリングエンジンを搭載していたが、Android版では標準ブラウザと同じのレンダリングエンジンを使用している。
表示中のページ内容を端末上に保存する「Webクリップ」などの機能を備え、下部ツールバーのボタンを押すとボタンの周りにポップアップするアイコンから素早く利用できる。
また、ツールバーのボタンで表示されるWebクリップなどの一覧画面では、検索ボックスにキーワードを入力することで素早く保存した項目を見つけて閲覧可能だ。
ブックマークのフォルダ分けやUser-Agentの変更によるパソコン版ページの強制表示などの機能は未搭載で、同時に開けるタブの数が6つまでに制限されていたり、「共有」アプリの選択画面が独自生成されるため「AndmadeShare」などのアプリチューザーを使えないなど、ヘビーユーザーには不便に感じる点も多いが、高度な機能は要らないので操作性の良いブラウザを使いたいという人は試してみよう。

jigbrowser+



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起動時に表示されるスタートページには、いくつかの大手サイトのリンクが用意されているが、現在の所サイトの変更などのカスタマイズは出来ない。


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検索バーでは、下部のアイコンのタップで検索サイトを指定して検索できる。


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下部中央のツールバーの右のアイコンをタップすると、アイコンの周りに半円状にサブコマンドのアイコンが表示され、左から順に、ページ内検索、「お気に入り」への登録、「Webクリップ」への保存、「共有」アプリの呼び出し、「ノート」の作成のコマンドを、少ない指の動きで実行できる。


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リンクなどをロングタップした場合も、タップした箇所の周りにアイコンがポップアップし、リンク先を新しいタブで開いたり、テキストの選択を開始したりできる。


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ツールバーの右から2番目のアイコンで、開いているページの一覧が表示される。各タブの「×」をタップすればページを閉じ、右端の「+」を押せば新規タブを開けるが、ページは6つまでしか開けない。


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下部のバーの右端の部分をタップすると、「Webクリップ」に保存したページなどを管理するサイドパネルが表示される。閉じるには、端末のバックボタンを押すかもう一度アイコンをタップすればいい。


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サイドパネルの上部の検索バーにキーワードを入力すれば、一致するタイトルの項目が抽出表示される。


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「全てのWebクリップを見る」を押すと、このような管理画面が表示される。右端の「≡」をドラッグすることで並び替えが可能だ。


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管理画面で項目をタップすると、このようなアイコンが表示され、閲覧やタイトルの変更、削除、「共有」アプリの呼び出しを行なえる。


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左下のアイコンでは、「お気に入り」に登録したサイトの一覧が表示される。


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「jigbrowser+設定」から設定画面に進める。初期設定では「シェアモードを変更」がシンプル表示になっており、一部のソーシャルサイト以外の項目が表示されなくなっているので、様々な「共有」対応アプリを使いたい場合は「すべて表示」に変更しておこう。


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ツールバーのサブメニューのシェアボタンを押したりすると、このようなメニューで共有先の選択画面が表示される。

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2012年06月22日18時54分 公開 | カテゴリー: ネット情報活用 | キーワード: | Short URL
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