Androidでは、他人による端末の不正操作を防ぐためのロック方式として、暗証番号(PIN)やパスワードの他に、9つの点を特定の順番で結ぶ「パターン」が用意されている。パターンは、経由する点の数を増やして複雑にしても桁の多い暗証番号より覚えやすいため、セキュリティを高めやすい。
しかし、パターンは語呂合わせなどがしにくいため、覚えやすく強固なパターンを考えるのは大変だ。良いパターンが思いつかず、「N」や「Z」のような安直なパターンにしてしまっている人もいるだろう。
強固なロックパターンを作ってセキュリティを高めたければ、「Lock Pattern Generator」を使ってみよう。ボタンを押すごとにランダムに生成されたロックパターンが表示され、練習モードで入力しやすさをテストできるぞ。

・Lock Pattern Generator

Lock Pattern Generatorを起動すると、このような画面が表示される。メニューボタンで表示されるメニューの「Settings」から設定を行おう。

設定では、経由する点の数の上限と下限を設定出来る。4点では4桁の暗証番号より強度が低くなってしまうので、Minimumは5以上、Maximumも6以上に設定しておくといいだろう。

「Generate」ボタンを押すと、生成されたパターンが表示される。水色の丸が開始点だ。使いやすそうなパターンが生成されるまで何度も押してみよう。

「Practice」ボタンを押すと、パターンの表示が隠され、入力の練習を行なえる。成功すれば青、失敗すれば赤い表示になった後、即座に次の入力を行なえるので、何度も入力して暗記しよう。

「Android Security Settings」ボタンを押すと、Androidのセキュリティ設定画面が開かれる。