グーグルは2月27日、Androidを搭載した携帯端末の累計販売数が全世界で3億台を超えたと発表した。「Android」が無償で端末メーカーに提供されることから、多くの端末メーカーが採用し急速に増加している。

ライバルであるアップルの携帯端末の累計販売台数は、3億1600万台と僅差でグーグルの「Android」陣営を上回っている。

また、「Android」上で動作するアプリの数は45万本を超えて、アップルの「iOS」向けアプリの55万本に迫っている。販売台数とともに、アップル「iOS」とグーグル「Android」陣営との差が縮まってきている様相だ。

一方で、端末やアプリの市場シェアが大きくなるにつれて、「Android」をターゲットにしたマルウェアの報告なども相次いでいる。パソコンと同じようにセキュリティ対策アプリも登場しているが、これだけ多くのユーザーを抱えることになったグーグルによる根本的な対策にも期待したい。

ネットでの反応は、Googleの認証を受けてない、いわゆる「中華パッド」などと呼ばれる端末を合計したら「Android」端末数はもっと多いのでは？といった声や、アプリに対して数だけ増えてもしょうがないといった声が見られた。

端末販売台数やアプリ総数がかなりの増加を見せていることは事実なので、今後もますます発展していく「Android」に注目していきたい。

・グーグル 携帯端末３億台超に　NHKニュース
・神戸新聞｜全国海外ニュース｜経済｜アンドロイド端末販売、３億台超
・Google、Android端末販売が3億台超突破、アプリは45万本と発表 – あんどろいど速報