店頭で見かけた商品を無闇に衝動買いすると、気に入らない商品を買ってしまったり、あとでもっと安い店を見つけたりして後悔してしまうことがある。高価な商品を買うときは、評判や価格相場を調べてから購入するといいだろう。
今までも、Amazonなどのアプリを使ったり、ブラウザでググったりして価格相場や評判を調べられたが、より効率的に情報収集を行えるアプリがGoogleから登場したぞ。
最近日本語に対応した「Google Shopper」を使えば、Googleのショッピング検索機能で調べられる商品情報を素早く検索できる。使いづらいスクリーンキーボードで商品名を入力しなくても、バーコードのスキャンや音声入力で素早く検索し、さまざまなサイトから集められた価格や評判の情報を、見やすい画面で確認可能だ。
なお、現在の所Amazonのレビューなどは表示されないようなので、Amazon モバイルのアプリなどと使い分けよう。

Google Shopperを起動すると、このようなメイン画面が表示される。端末のメニューボタンを押すと表示されるメニューから、設定などを行えるぞ。

設定では、位置情報などの使用の有無を設定できる。プライバシーが気になる場合はオフにしておこう。

「Googleアカウント」でショッピングリスト機能で使用するアカウントの設定を行える。情報収集にのみ使用する場合は不要なのでログアウトしてしまっていいだろう。

メイン画面の「スキャン」を押すと、カメラの映像が表示され、バーコードなどのスキャンを行なえる。バーコードは、カメラに近づけすぎると鮮明に写っているように見えても認識されないので注意が必要だ。

中古CDなどは、バーコードの付いている帯の部分が無くなっていることがある。バーコードがない場合は、ジャケットを写してみよう。希に画像認識で商品が見つかることがあるぞ。

商品が見つかると、このような情報画面が表示される。

下部のタブで「オンライン」を選択すれば、ネット通販での価格を確認できる。右上の「関連度順」の欄をタップすれば、価格順での並び替えに変更可能だ。

位置情報の利用を有効に設定している場合、「ローカル」タブで近隣の実店舗の在庫や価格を確認できる。店名をタップすれば、Googleマップを呼び出して経路を検索したりできるぞ。

メイン画面の「履歴」で最近検索した商品の履歴を確認できる。メニューボタンで表示されるメニューから履歴を消去することも可能だ。

・Google Shopper
・Amazon モバイル Androidアプリ