自分のVRゴーグルに合わせてCardboardアプリの表示を調節

レンズ付きのボックスにスマホをセットしてVRゴーグル化する製品は、様々なメーカーから発売されており、100円ショップでも手に入るなど、身近なものとなってきている。専用のアプリやコンテンツ配信サービスを用意しているメーカーもあるが、VR化の仕組みはGoogleが設計を公開している「Cardboard」と同じなので、Cardboard対応のコンテンツも利用可能だ。
ただし、製品によってはCardboard対応アプリの表示を調節するためのQRコードが用意されておらず、正常に表示できないこともある。また、QRコードが用意されていても、見え方が気に入らないこともあるだろう。
このような場合は、公式の「プロファイルジェネレーター」で自分の環境に最適な設定のQRコードを作成しよう。パソコンとスマホでページを表示し、スマホで表示を確認しながらパソコンで数値を調整するだけで、簡単に最適な設定に調節できるぞ。


Google VRサービスでVRゴーグルのプロファイルを読み込み


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「Google VRサービス」をインストールしてCardboard対応アプリのVR表示を開始すると、画面右上か下部中央に歯車のアイコンが表示される。
Google VR サービス – Google Play のアプリ


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アイコンをタッチすると、このような画面が表示され、「ヘッドセット」を選択するとゴーグルのプロファイルの読み込み・選択画面に進む。


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プロファイル選択画面では、初期状態ではGoogle公式モデルのプロファイルが選択可能になっている。自分のゴーグルに合わせた設定を読み込むには「Cardboard QRコードのスキャン」を選択しよう。


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カメラの画面が表示されたら、製品のパッケージに記載されているQRコードやプロファイルジェネレーターで生成したQRコードを写して読み込もう。


プロファイルジェネレーターでVRゴーグルの表示を調整


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QRコードが付いていないゴーグルに合わせて表示を最適化したければ、パソコンのブラウザでGoogleの「VIWER PROFILE GENERATOR」にアクセスしよう。
VIWER PROFILE GENERATOR


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「GETTING STARTED」のところに表示されているQRコードをスマホで読み込むと、VR表示テストページが表示される。最初にアクセスしたときに、端末の解像度を入力するように求められるので、メーカーやショップのスペック表でPPIやDPIとして記載されている数値を探して入力しよう。


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スマホの画面をタップすると、フルスクリーンで3D空間が表示される。一部のブラウザは、戻るやホームなどのボタンがあるシステムバーが非表示にならない問題があるので、完全なフルスクリーン表示に対応している「Firefox」などのブラウザを使おう。

Firefox ブラウザー 高速 & プライベート – Google Play のアプリ


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スマホをVRゴーグルにセットしたら、パソコン側の画面で「VIEWER PARAMETER FORM」の各項目を調整していこう。キーボードの上下キーで値を増減させられるので、ゴーグルでの表示を見ながら最適な見え方になる値に合わせよう。


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「Generate Profile」をクリックすると、調節した値を元にQRコードが生成される。
VRサービスのヘッドセット選択でこのQRコードを読み込ませれば、調節したパラメータに基づいて表示されるようになるぞ。「Download PNG」をクリックすれば画像ファイルとしてダウンロードできるので、アプリの設定を消去してしまったときなどのために保存しておくといいだろう。

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2019年07月31日21時13分 公開 | カテゴリー: エンターテインメント | キーワード:, | Short URL
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