個人情報が心配ならFireタブレットのブラウザの「クラウド機能」は無効にしよう

お手頃価格で手に入るAmazonの「Fire」タブレットは、寝室などでくつろぎながらWebページを見るのにも丁度良い。
しかし、標準搭載されている「Silk」ブラウザを使用するときは、独自の「クラウド機能」に注意が必要だ。Webページの読み込み・表示処理の一部をAmazonのサーバが代わりに行うことでページの表示を高速化する機能とのことだが、閲覧しているページの情報がAmazonに送信されることになる。Amazonには悪用するつもりがなくても、サーバが乗っ取られて悪用されたりする恐れが無いとは言い切れない。
高速なWi-Fi接続で利用することが多いはずのタブレットでは、恩恵よりも心配なことの方が多い気がする機能だが、初期状態で有効になっているのが困りものだ。安全やプライバシーに気を使うなら、Silkブラウザの設定で「クラウド機能」は無効にしておこう。



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Silkブラウザの設定を変更するには、左上の「≡」アイコンでメニューを表示し、下の方にある「設定」をタップしよう。


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設定カテゴリの一覧から「詳細設定」を選択。


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「クラウド機能」をタップして「無効」を選択すれば無効化できるぞ。
なお、この画面では検索エンジンも変更できる。標準でMicrosoftの「Blink」に設定されているが、馴染み深いGoogleを選択しておいた方が使いやすいだろう。

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2018年07月26日01時49分 公開 | カテゴリー: セキュリティ | キーワード: | Short URL
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