NTTドコモ「MEDIAS N-04C」、FeliCaが使えなくなる不具合を解消しOSバージョンアップ再開

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2011年9月22日に一時中断していた「MEDIAS N-04C」のOSバージョンアップが2011年10月20日に再開された。OSバージョンアップを実施した後、FeliCa機能が一部利用できなくなる場合があることが確認されたため、OSバージョンアップを一時中断していたが、不具合を改善したOSバージョンアップ用ソフトウェアの準備が整い提供を再開した。

OSのバージョンアップによって、「バッテリー使用量」メニューの改善、「メモリー使用」の追加、「ダウンロード」アプリの追加、コピー&ペースト機能の改善が行われ、そのほかにMEDIAS(N-04C)独自の新機能として、テザリング機能の追加やATOKアプリにT9文字入力方式の追加などが行われる。

テザリングに対応したことにより、親機としてポータブルゲーム機やパソコンなどのWi-Fi機器(子機)を最大5台までネットにつなぐことができる。また1文字1押しで最適な候補を予測する「T9入力」により、少ないタップで文字入力が可能になる。

Android2.3の新機能

・「バッテリー使用量」メニューの改善(詳細なバッテリー使用状況の確認が可能)
・「メモリー使用」の追加(アプリケーションが使用するメモリ量を確認可能)
・「ダウンロード」アプリの追加(ダウンロードしたファイルをリストで管理可能)
・コピー&ペースト機能の改善

MEDIAS(N-04C)独自の新機能

・ATOKアプリにT9文字入力方式を追加
・テザリング機能の対応
・MEDIASシリーズ独自アプリケーションの追加
・Gガイドアプリの追加
・moperaメールのpush受信に対応

なお、OSバージョンアップを実行するにはWi-Fiが利用できる環境と500MB以上の空き容量が確保されたmicroSDカードが必要となる。さらに、端末内部のメモリ容量が40MB以下の場合は、OSバージョンアップに失敗することがあるため、あらかじめ不要なアプリケーションを削除して空き容量を増やしておこう。また、OSバージョンアップ前に、本体の電池残量が十分にある状態(フル充電)で実施しておこう。電池残量が少ない場合、OSバージョンアップに失敗することがあるからだ。

更新ソフトウェアの取得は、ホーム画面で本体のメニューを押して、「設定」→「端末情報」→「メジャーアップデート」→「更新を開始する」→「ネットワークを利用して更新」→「OK」の順にタップ。その後「OK」をタップすると更新情報の取得が開始される。取得後、「OK」をタップすると更新ソフトウェアのダウンロードが開始される。

ダウンロードが完了したら、OSのバージョンアップを実施しよう。ダウンロード完了後、再起動の確認画面で「OK」をタップ。すると、電源が切れ更新がスタートするので、4回再起動後、「OK」をタップしてバージョンアップ完了。最後にソフトウェアバージョンを確認しておこう。「設定」→「端末情報」→「ファームウェアバージョン」と進み、「ファームウェアバージョン2.3.3」と表示されていればOKだ。

Wi-Fiネットワークが利用できない場合は、インターネットに接続可能なパソコンを使用したOSバージョンアップの実行が可能だ。パソコンによる更新方法の詳細は以下のリンクを参照してほしい。

ドコモからのお知らせ : 「MEDIAS N-04C」OSバージョンアップの提供再開のお知らせ | お知らせ | NTTドコモ
MEDIAS N-04Cのバージョンアップ情報 | お客様サポート | NTTドコモ

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2011年10月20日20時16分 公開 | カテゴリー: 端末・周辺機器・サービス | キーワード: | Short URL
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