就職活動中の学生や営業職のサラリーマンは、かかってきた電話を取りそこなうと後でフォローが大変。電車内や面接中など、どうしても取れない場面で電話がかかってきたときは、せめてメールで折り返す旨を伝えておきたいところ。しかし、メールを打つのすら難しい状況もあるに違いない。そんなときは事前に「Callback Mail」で、メールを自動送信するように設定しておこう。
「Callback Mail」は、特定の相手から不在着信があると、あらかじめ作成しておいたメールを自動的に送信するアプリだ。設定後は一切の操作を必要としないので、スマホの画面を見ることすら許されない場面でも、スマホの電源さえ入っていれば勝手にメールを送信してくれる。メールの送信はGmailを使って行われるので、送ったメールを後でパソコンから確認することも可能だ。送信メールには文字制限があり、タイトルは最大50字、本文は最大140字となっている。あまり長い文章は送れないが、後で折り返し連絡できる時間を伝える程度なら十分だろう。
電話で連絡がつかないとイライラしがちな相手でも、すぐにメールが返送されてくれば納得してくれるはず。会議や打ち合わせが多くて電話に出られない社会人や、就職活動中のやり取りで失礼がないようにしたい学生に、ぜひ活用してもらいたいアプリだ。

特定の相手から不在着信があると自動的にメールを発信する

「Callback Mail」をインストールしたら、最初に「Gmail設定」をタップして、GmailのIDとパスワードを入力しよう

電話連絡があったときにメール通知してほしい相手を指定する。画面上のバーから相手のカテゴリを選択。「メンバーリスト」をタップしよう

Gmailのアドレス帳にある連絡先一覧が表示されるので、メール通知して欲しい相手の連絡先をタップして、チェックボックスを有効にする

「Send Gmail Subject」にメールのタイトル、「Send Gmail Message」にメールの本文を入力する（それぞれ最大50字、最大140字の文字数制限がある）。入力し終わったらボタンを「ON」にしよう

スマホに電話の着信があって取ることができなかった場合、切れた後に「Gmail送信成功」と表示される

登録した相手のアドレスに、Gmailからメールが送信されている。メールの中身は設定した通リの内容となっている