仕事で、朝から晩まで電話でのやり取りをしていると、ついうっかり重要な折り返し連絡を忘れてしまうことがある。電話の記録を見落として「こちらから電話したのに折り返しがない！」とカンカンになった取引先のフォローをしなければならなくなるのは、誰だって嫌だろう。
「Missed-Call Messenger」は、不在着信があるたびに指定したアドレスにメールを送信するアプリ。過去のメールを見るだけで、誰から何回、電話があったのかを正確に把握できる。
会社から仕事用のスマホを渡されている人は、不在着信のメールがプライベートのスマホに届くようにしておけば、二重に記録が残るのでド忘れの予防になる。また、パソコンをよく使う人は、パソコン用のメールアドレスを登録しておくと、メールチェックのついでに不在着信の状況をまとめて確認できるので便利だ。
スマホの着信履歴は、同じ相手と何度もやり取りしているとだんだん訳が分からなくなってくるが、メール形式でそのつど不在着信の報告を受け取れば、1つ1つ対処したかどうか後で確認するのも容易。
仕事で電話をよく使っている人は、「Missed-Call Messenger」で確実に折り返し連絡できるシステムを作っておこう。

不在着信があるごとにメールで電話番号をお知らせ

「Missed-Call Messenger」をインストールして起動したら、メニューから「Config」を開いてGmailの設定を登録する。「GMail-Address」をタップしてGmailのアカウント名を入力しよう

次に「Password」をタップして、Gmailのパスワードを入力する

「Directed EMail Address」をタップして、不在着信の報告を受信するメールアドレスを入力する

Configの設定が完了したら、トップ画面の「Check Your Account」をタップ。入力した設定が有効かどうかの確認が行われる。問題なければ「Set up Account is connectable」と表示される

スマホに着信があったが電話を取ることができなかった。すると……？

「（電話番号) called You」という内容で、不在着信のあった電話番号が設定したメールアドレスに送信されるぞ