SDカードに移動できるアプリを列挙して移動処理を連続実行できる「SDMove」

Androidのバージョンが2.2以降では、アプリのインストールデータをSDカード上に移動して、本体内蔵ストレージの容量を節約できる。移動操作は端末設定の「アプリケーションの管理」から実行できるが、各アプリの詳細情報画面に進まないと移動可能かどうかが分からないので、多数のアプリを移動するのは面倒だ。
多くのアプリをSDカードに移動したければ、「SDMove」を使おう。SDカードに移動可能なアプリを列挙して、連続して詳細情報画面を表示してくれるぞ。
なお、SDカードの読み書き速度は本体のストレージより遅いため、アプリをSDカードに移動すると起動速度が低下するなどのデメリットが生じることがある。また、USBストレージ接続でSDカードをマウントした状態などでは、SDカード上のアプリは利用できない。
あまりサイズが大きくなく利用頻度の高いアプリや、必要なときに素早く起動して欲しいアプリ、USBストレージ接続中も動作してほしいアプリなどは、本体ストレージに置いた方がいいだろう。SDMoveでは、SDカードに移動するつもりがないアプリは項目のロングタップメニューから除外登録して、一覧に表示されないようにできるぞ。

sdmove_003SDMoveを起動すると、アプリ名の一覧が表示される。黄色い文字で表示されているのが、SDカードに移動可能だがまだ移動されていないアプリだ。項目をロングタップするとこのようなメニューが表示され、「Ignore」を選択すれば、アプリを移動対象から除外できるぞ。

sdmove_001端末のメニューボタンを押すと表示されるメニューから「Move All」を実行すれば、移動可能なアプリの詳細情報画面が連続表示される。

sdmove_002各アプリの詳細画面で「microSDに移動」を押せば、アプリがSDカード上に移動される。端末のバックボタンを押してSDMoveに戻ると、すぐに次のアプリの詳細画面が表示されるぞ。

SDMove

関連記事

2011年11月02日00時09分 公開 | カテゴリー: チューンアップ | キーワード:, | Short URL
このエントリーをはてなブックマークに追加

最新記事