アプリのアイコンを配置したりして作業の基点となるホームアプリとしては、「ADW.Launcher」や「LauncherPro」などが有名だが、たくさんのアプリをインストールしまくっているヘビーユーザーならば「Nemus Launcher」もぜひ試してみよう。
インストールされているアプリが一覧表示するドロワーから不要なアプリを隠してしまえる機能が便利だ。端末にプリインストールされていて不要なのにアンインストールできないアプリや、共有やマッシュルーム拡張などのインテントからしか呼び出さないのでドロワーに表示する必要のないアプリを非表示にしておけば、多数のアプリをインストールしていても、起動したいアプリを見つけやすいぞ。
たくさんのアプリをインストールしまくっていると、アプリが増える度にワークスペースなどにショートカットを配置するのは面倒になってくる。ドロワーの使い勝手がよいNemus Launcherなら、ワークスペースに設置していない使用頻度の低いアプリも、ドロワーから素早く起動できて便利だ。

Nuemus Launcherをインストールし、端末のホームボタンから起動したら、メニューボタンを押して「Launcher Settings」から設定を行おう。

ドロワーの設定を行うには、「Menu setings」を選択しよう。「Workspace settings」では、背景やアイコンの設定を行える。

「Menu page circulation」をONにすると、ドロワーの右端のページからさらに右に切り替えることで左端のページに進めるようになり、ページ移動がしやすくなるぞ。

「Hide applications」で、ドロワーから非表示にしたいアプリを選択できる。大量のアプリをページ分けして整理したい場合、まず1ページ目に置きたいアプリ以外をすべて非表示にしてこの画面を抜け、再度この画面で2ページ目の非表示を解除することで、既存の最終ページの後ろに非表示を解除したアプリのアイコンが移動し、少ない操作でページ分けを行なえるぞ。

ホーム画面下部中央のボタンを押すことで、ワークスペースとドロワーを切り替えられる。ドロワーのアイコンをタップするとアプリが起動し、タップ&ホールドでドラッグすれば、ワークスペースにショートカットを作成できる。メニューボタンを押して「Edit」を選択すれば、アイコンの移動などを行える編集モードに移れるぞ。

編集モードでは、アイコンをタップすると管理画面の呼び出しやアンインストールを行なうメニューが表示される。タップ＆ホールドすることでドラッグ状態になり、アイコンの位置を移動可能だ。画面端にドラッグすれば、別のページにも移動できる。

ドロワーの非編集状態で、2本の指でタッチして摘む操作をすると、このようなページ一覧が表示され、ドラッグによるページの並び替えなどを行える。なお、新たなページを追加するには、編集モードで右端のページからさらに右のページにアイコンを移動すればいいぞ。

ドロワーで検索ボタンを押すと、インクリメンタルサーチによるアプリの検索を行える。文字入力を行なうと、入力した文字列を含むアプリのアイコンが表示されるぞ。

ワークスペースでは、何もないところをロングタップするか、メニューの「追加」を選択することで、ショートカットやウィジェット、フォルダの追加や、壁紙の設定が行える。

フォルダは、このように中のショートカットが縮小表示され、タップすることで中身を展開表示できる。ロングタップするとこのようなコマンドアイコンが表示され、「Scale」で表示サイズを変更したり、「Edit」でタイトルバーの色やテキストを変更したりできるぞ。

画面下部のドック欄は、左右にスワイプすることで3つのページを切り替えられ、それぞれ4つずつショートカットを登録可能だ。

ワークスペースを2本指タッチで摘む操作をすれば、ワークスペースの一覧が表示される。下部の「+」「-」アイコンでワークスペースの追加や削除が行なえ、最大9個までのワークスペースを作成可能だ。

不要になったショートカットやウィジェットを削除するには、タップ＆ホールドでドラッグして、下部中央のゴミ箱のアイコンにドロップすればいい。

・Nemus Launcher