楽天グループのフュージョン・コミュニケーションズは、同社の提供している楽天モバイルの毎月の高速通信容量を増量することを発表した。サービス開始は4月1日から。これにより、これまで2.1GBの高速通信が利用できた「2.1GBパック」では3.1GBまで高速通信が利用できるようになる。利用料はこれまで通りで、月額税別900円（※データ専用SIM(SMSなしの場合）で利用可能。増量は高速分を持たないベーシックプランを除くすべてのプランで適用される。

月額の利用料金は変更なし・ベーシックプランを除くすべてのプランで増量

「楽天モバイル」はNTTドコモのLTE網を利用したMVNOサービス。サービスは音声通話機能付き、SMS機能付き、データ通信専用から選択できる。

高速通信ができるプランは、従来では通信速度が下り最大150Mbps/上り最大50Mbpsで、「2.1GBパック」、「4GBパック」、「7GBパック」がラインナップされていた。これらは4月1日より増量され、「2.1GBパック」では3.1GB、「4GBパック」では5GB、「7GBパック」では10GBまでとなる。また、プランの名称は新たに変更され、「3.1GBパック」、「5GBパック」、「10GBパック」となる。

月額の利用料金については従来通りで変更はない。現在の料金プランは3月31日で終了し、契約中のユーザーも4月1日から自動的に新料金プランに切り替わる。4月上旬からは、楽天スーパーポイントで端末代金の一括払いも可能になり、夏以降は、初期費用や通信料金のポイント支払いにも対応する予定だ。

楽天モバイル、月額料金は据え置きで高速通信容量を大幅増量