【デバッグ接続】BATファイルでよく使うコマンドを一発実行

AndroidのUSBデバッグ接続での様々な機能を実行するには、コマンドプロンプト上で「adb.exe」にパラメータを付けて起動するというのが基本だ。しかし、頻繁に同じコマンドを実行する場合、毎回キーボードでコマンドを入力するのは面倒くさい。
そこで、頻繁に使用したいコマンドは「BATファイル」にしてしまおう。作成したBATファイルをダブルクリックするだけで、コマンドを実行させられるようになるぞ。BATファイルを作成するには、メモ帳などのテキストエディタにコマンドを記述し、拡張子を「.bat」にして保存するだけでいい。
BATファイルでは、複数のコマンドを連続して実行させることもできるので、ファイルのバックアップや不要データの削除など、定期的に実行すべきメンテナンス処理を一発実行させることも可能だ。
なお、BATファイルは全てのコマンドの実行が終わるとウィンドウが閉じてしまうので、処理に失敗してもエラーメッセージを見落としてしまったりするのが難点だ。処理結果を確認できるようにしたければ、BATファイルの最後に「pause」コマンドを記述しておこう。何かのキーが押されるまで待機するようになり、コマンドの実行結果を確認できるぞ。




001

メモ帳などのテキストエディタを起動し、実行したいコマンドを1行ずつ記述していこう。BATファイルをadb.exeと別のフォルダに置く場合は、最初のコマンド名の部分にはadb.exeのフルパスを記述する必要があるぞ。
また、処理結果を確認できるようにしたければ、最後の行に「pause」と記述しよう。


002

「名前を付けて保存」で、ファイル名の末尾の拡張子を「.bat」にしたファイル名で保存しよう。


003

作成したBATファイルをダブルクリックなどで実行しよう。


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コマンドプロンプトのウィンドウが表示され、記述されたコマンドが次々に実行されていくぞ。

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2014年10月21日19時24分 公開 | カテゴリー: 便利化・快適化 | キーワード: | Short URL
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