【基本設定】不要な自動スリープが発生しないように待ち時間を長くする

バッテリの節約が重要な課題であるスマートフォンでは、しばらく操作をしていないと自動的にディスプレイを消灯してスリープ状態に移行する機能が搭載されている。
だが、初期状態では15秒などの短い時間で自動スリープしてしまい、長文を読んだりしていてしばらく操作していなかったときや、別の用事で少しの間端末から目を離したときにまで、自動スリープが発動してしまうので困りものだ。スリープしてしまうと、電源ボタンを押してからロック解除操作をしなければならず、非常に煩わしい。
ディスプレイの設定で、スリープまでの時間を変更できるので、長めに設定しておくといいだろう。自動スリープを完全に無効化することは出来ないが、5分など十分に長い時間を設定しておけば、余計な自動スリープはほとんど無くなるだろう。

なお、充電ケーブルを接続している間は、バッテリを節約する必要は無いため、自動スリープを完全に無効にすることも可能だ。この機能は、初期状態では表示されない「開発者向けオプション」に分類されているが、「端末情報」の「ビルド番号」を連打するだけで使用可能になるぞ。
ただし、同じ画面を表示したまま長時間放置すると、画面の内容がディスプレイに焼き付いてしまう恐れがあるので注意が必要だ。



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自動スリープの設定は、設定画面の「ディスプレイ」で変更できる。機種によっては「画面設定」などという表記になっていることもあるぞ。


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ディスプレイの設定の「スリープ」を選択。機種によっては「画面のタイムアウト」や「バックライト点灯時間」などという表記になっていることもある。
また、一部の機種では「持っている閒ON」などの自動スリープ抑制機能と共にサブメニューにまとめられていることもあるようだ。


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このように、自動スリープが発生するまでの待ち時間を選択できる。2分くらいに設定しておけば、長文を読んだり目を離している閒にスリープしてしまうことはほとんど無くなるだろう。


開発者向けオプションで充電中の自動スリープを無効に


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初期状態では、開発者向けオプションは非表示になっている。表示させるには、設定画面の一番下の「端末情報」の画面で、一番下の「ビルド番号」を7回連打すればいいぞ。


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端末情報の上に「開発者向けオプション」という項目が表示される。


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「開発者向けオプション」の「スリープモードにしない」にチェックを入れれば、バッテリ接続中は自動スリープが無効になるぞ。

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2014年06月30日12時07分 公開 | カテゴリー: 便利化・快適化 | キーワード: | Short URL
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