電源の規格としてすっかり認知されたUSB


USBというのは「ユニバーサル・シリアル・バス」の略で、本来シリアル通信を行うデータ転送の規格であった。そのおまけに、対応機器に対して母艦であるパソコンから電力を供給する機能がついていたのだが、現在ではすっかりデータ転送の機能(こっちも滅びたわけではなく進化している)よりもスマホなどの給電用の規格として認知されるに至った。新築住宅の中には普通の家庭用コンセントと並べてUSBコンセントを用意したものが出現する始末である。




男の夢ドリルとUSB端子の華麗なるドッキング

サンコーレアモノショップの「USMNRU01」は「USBルーター」と呼ばれる製品である。このコーナーで「ルーター」といったら家庭内LANを振り分けるための機械とかモバイルルーターとかを意味することが多いのだが、こいつはそうではなく端的に言ってしまうと「ドリル」である。つまりUSBから受けた電源で内蔵のモーターを回し、先端に刃やらヤスリやらの機能を持つビットをくっつけて工作を行う機器、なのである。歯医者のアレにも近い。それの何が便利なのかというと、机の上にパソコンが置いてあり、しかもその電源が常にオンの状態(きょうびのパソコンは設定にもよるがつけっぱなしの方が省電力であることが多い)になっているのなら、そこそこ便利に使える。実際の用途はプラモデルのバリ取りとか金属製アクセサリの研磨とかだが、そういうことをやったことがある人にはちょっとおすすめである。なお、ビットは6本が付属し、市販のビットと付け替えることもできる。

サンコー USBペン型電動彫刻ドリル USMNRU01

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2014年07月01日19時55分 公開 | カテゴリー: 端末・周辺機器・サービス | キーワード: | Short URL
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