スマホをどこでもテレビにしてやろうという野望


スマホを持ち運びできるテレビにしてやろうという考える人は、特に日本に多い。このため日本で売られているスマホの多くに、ワンセグチューナーが搭載されている。当然録画機能も搭載されているのだが、それだけでは飽きたらず、家のレコーダーに録画した番組を出先のスマホで再生して見てやろう、という人たちまで現れたのだ。ニーズがあればそこに供給が発生する。というわけでアイ・オー・データ機器は「HVL-AT1.0S」という製品を発表してきた。




使えるスマホが限られるが、とにかく高機能

本製品のキモは、家庭内で録画したハイビジョン番組を、家の中だけでなく外出先でも鑑賞可能にする、というもの。こういう製品は以前にもあったが、対応する端末はノートパソコン止まり、というパターンが多かった。だが本製品ではそれだけにとどまらず、iPhoneやiPad、さらには富士通製Arrowsや京セラ製DIGNOといったAndroidケータイでも利用できるようにしている。現時点では端末アプリが公開されていないので、標準でアプリを内蔵している上記機種以外では接続できない。ただし、アプリ搭載機での操作は非常に簡単で、わずか3タップで外部からの録画番組視聴が可能になるという。また、家庭内ではより柔軟な利用が可能で、DTCP-IPという方式に対応したテレビなら無条件で、非対応のテレビでもPS3などのDTCP-IPに対応している端末を経由させれば録画番組を視聴可能だ。また、スマホをリモコン代わりにして、出先で録画予約を行うといったこともできる。

ハイビジョンレコーディングHDD 「RECBOX」 1TB HVL-AT1.0S

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2014年06月10日07時32分 公開 | カテゴリー: 端末・周辺機器・サービス | キーワード: | Short URL
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