昭和な少年は腕時計で何かするのが大好きだった

昭和時代においては、腕時計というのはさまざまな不思議なことを可能にする夢のアイテムだった。腕時計があればそれを使ってテレビ電話ができるし、竜頭部分をちょっと引き伸ばしてアンテナにすれば、巨大ロボットに命令を下すこともできたのだ。そこまでいかなくてもテレビや映画の中のスパイたちは、腕時計の中にテープレコーダー(オープンリール)やカメラを仕込み、命がけで敵の秘密を録音したり映像として記録していたのだ。



本当にカメラ機能を仕込んだ腕時計が出てきやがった!

サンコーレアモノショップの「microSDカードな腕時計カメラ」は、昭和な少年たちが夢に見ていた「スパイのようにして秘密撮影が行える腕時計」である。しかも、当時の少年たちが想像もできなかった「動画の撮影」までもサポートしている。現在のエレクトロニクスの技術水準からすれば、超小型カメラを腕時計の中に仕込むのはさほど難しくはないし、動画撮影機能についてはこれを普通のカメラから取り外すのが難しいぐらいのシロモノなのだが、それでも一部の人にとって「夢のアイテム」であるのは間違いない。ただちょっと現実に戻って考えなおしてみると、腕時計型カメラは限りなく犯罪に近い使い方限定の、とても平和利用はできそうにないアイテムなのだが、元々が実用性云々で欲しいと思うようなものではないため、あまり問題にはならないと思われる。最大の問題点はスマホの普及によって腕時計を持つ人が減ってしまったため、その分隠密性が損なわれてしまっているということだろう。

サンコー microSDカードな腕時計カメラ WRTWTCAM

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2014年05月27日17時19分 公開 | カテゴリー: ライフハック | キーワード: | Short URL
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