アプリのパーミッションをチェックして有害な動作を防止しよう 特集まとめ(目 次)

droidangerAndroidでは、ユーザーが知らないうちに有害アプリが連絡先などの情報を流出させたりするのを防ぐため、「アクセス許可」や「パーミッション」などと呼ばれる仕組みが用意されている。インターネットへのアクセスや個人情報の読み書きなど、アプリが実行したい動作をプログラムとは別のメタデータとして定義しておいて、ユーザーの許可を得ないと実行できないようになっているのだ。
しかし、許可を与えないとアプリのインストール自体ができないため、便利そうなアプリを早く使ってみたいからといって、パーミッションをよく確認せずにインストールしてしまう人が少なくないのが実情だ。
連絡先などの情報が流出してしまうと、自分だけでなく連絡先に登録されている知人にまで迷惑をかけてしまうので、無闇にアプリをインストールして情報を漏洩させてしまうなんてことは絶対に避けなければならない。この特集では、パーミッションの確認時の注意点や、パーミッションを削除してアプリをインストールする方法などを解説するので、セキュリティの強化に役立ててほしい。

アプリのインストール前に表示されるパーミッションの確認画面は、有害なアプリから大切な端末を守るための重要な手順なので、読み飛ばさずにしっかり確認しよう。パーミッションの確認時に特に注意すべき点を解説するぞ。

不審なパーミッションを要求するアプリをインストールしてしまっていないか確認したければ、アプリ一覧上でおおよその仕様パーミッションを確認できる「Permission Viewer」を使うといいぞ。

便利そうだからといって、あやしいアプリを無闇にインストールするのは危険だが、全く手を出さないのはもったいない。「apktool」を利用してアプリのパッケージを書き換え、悪用されそうなパーミッションを削除してからインストールしてみよう。

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2011年08月27日02時46分 公開 | カテゴリー: セキュリティ | キーワード:, | Short URL
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