好きな検索サービスを追加できるアプリ「aSearch」

Android標準の検索アプリは、Google以外にもいくつかの大手サービスを選択して検索できるが、自分で好きな検索サービスを追加することはできない。

行きつけのブログに設置されているサイト内検索など、マイナーな検索サービスも素早く利用したい場合は、「aSearch」を使おう。設定画面から自由に検索サービスを追加でき、一覧から使いたいサービスを選んで検索できるぞ。さらに、「Google音声検索」がインストールされていれば、音声入力でキーワードを入力することも可能だ。

検索サービスを追加するには、URLのひな形を指定する必要がある。Android端末上でURLの調査や修正の作業をするのは大変なので、パソコン上で編集したURLを「WiFi Keyboard」などで転送するといいぞ。

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ブラウザからの直接検索インデックス」には、さまざまな辞書サービスや検索サービスの検索結果ページURLが掲載されている。大手のサービスを追加したい場合は、ここに載っていないかチェックしてみよう。「LunascapeのURL」に書かれたURLの「<utf-8>」の部分を除いたURLをaSearchに登録すればいいぞ。

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aSearchに登録する検索URLを調べるには、まず登録したい検索サービスで「AAAAAAAAAAAA」など目印にしやすい文字列を検索しよう。

asearch_003検索結果ページが表示されたら、アドレスバーのURLをコピーし、以下の例のように修正しよう。

http://example.com/search?word=AAAAAAAAAAA

http://example.com/search?word=
※検索ワードが末尾に来ていた場合、それを削除するだけでよい

http://example.com/search?mode=1&word=AAAAAAAAAAA&offset=0

http://example.com/search?mode=1&offset=0&word=
※検索ワードが途中に来ていた場合、「(パラメータ名)=(検索ワード)&」を削除し、末尾に「&(パラメータ名)=」を追加する。


asearch_004aSearchを起動したら、メニューボタンを押し「Engines Manager」を選択しよう。

asearch_005上部のタブで「Your own」を選択し、「Add a new engine」をタップすれば、検索サービスの追加画面に進める。なお、「Defaults」では、デフォルトで登録されているサービスの並び順やURLを変更できる。

asearch_006「Name」欄に分かりやすい表示名を入力し、「URL」欄に先ほど調査したURLを入力しよう。「Validate」を押せば登録されるぞ。

asearch_007aSearchのメイン画面で入力欄にキーワードを入力し、使用したい検索サービスのボタンを押せば、検索が実行される。Google音声検索がインストールされていれば、右のマイクボタンをタップすることで、音声入力を開始できる。

asearch_008「Your own」で複数のサービスを登録していて、2番目以降のサービスで検索したい場合は、「Own」をタップしよう。このように登録したサービスの一覧が表示され、登録名をタップすると、そのサービスで検索が実行されるぞ。

asearch_009検索が実行されると、ブラウザで検索結果のページが開かれる。

aSearch – Android Market
ブラウザからの直接検索インデックス

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2011年06月23日16時17分 公開 | カテゴリー: ネット情報活用 | キーワード: | Short URL
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