スマホやタブレットでは、動画や音楽、あるいはオフィス文書など、さまざまな種類のファイルを扱うことができる。そのためついついファイルをぼこぼこ入れてしまって、内蔵ストレージがいっぱいになってしまいがちだ。容量不足を解消するにはクラウドを使うのが一般的だが、速度はあまり速くない。プリンストンテクノロジーから発売された「Toaster Pro」を使えば、無線LANを使って各種外部メディアにアクセスできるので便利だぞ。

SD/SDHC/SDXCカード＋USBポートを搭載しWi-Fiで接続可能

「Toaster Pro」（PTW-TSTP）は、スマホやタブレットから無線LANで接続できるワイヤレスストレージ。Toaster Pro本体にSDカードスロット×2とUSBポート×1が搭載されており、装着したSD/SDHC/SDXCカードやUSBメモリなどのストレージにアクセスすることができる。

接続したストレージには、AndroidやWindows/Mac、iOS端末などからアクセス可能。Andorid端末からアクセスする場合は、Webブラウザを使ってストレージの中身を参照する。SD/SDHC/SDXCカードと端末間のデータのコピー/保存は、専用アプリ「Fun Toaster」を使用する。「Fun Toaster」は現在iOS版のみの提供だが、Android端末用のアプリも今後リリース予定とのことだ。

USBポートにはUSBメモリのほか、外付けHDDも接続できる。なお外付けHDDがNTFSフォーマットの場合は、データの読み込みのみの対応となる。このほか、Toaster PROをLANケーブルで有線LANに接続して無線LANアクセスポイントとして使う機能や、USB接続でPC用のカードリーダーとして使うモードも用意されている。

実売価格は8500円前後。Toaster PROへの接続は、最大8台まで同時に行うことが可能なので、スマホなどの端末を複数持っている人や、仲間うちでデータ共有をしたい人にとっても便利だぞ。

・ワイヤレスモバイルストレージ「Toaster Pro」 ブラック
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・製品情報

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